骨董品を売る時の注意点とは?知っておきたい骨董品買取業者選びのポイントを解説
骨董品の鑑定は、膨大な知識と確かな目利きにより行われることで、ふさわしい価値が見極められます。
しかし、鑑定士の技能は、簡単に身につけられるものではありません。素人目には高価で貴重そうなものが大量生産品であったり、廃棄しようと思っていた品物に驚愕の高額査定が出るケースもあります。
最近ではオークションサイトや、フリマサイトを日常的に利用する人も多いですが、骨董品を鑑定をせずに安易にネットで出品するには危険です。自分では価値を知らずに損をしてしまう可能性があります。
そこで、この記事では骨董品を売るときの注意点や、骨董品買取業者の選び方を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- ・骨董品を売る方法、コツ
- ・骨董品を売る際のトラブルを回避!注意点
- ・骨董品買取業者の選び方
骨董品を売る方法、買い取ってもらう方法
昨今、テレビやYouTubeでブランド品や着物などの買取事業者のCMをよく目にするようになりました。しかし、骨董品を実際に買取業者に売却した経験があるという人は、非常に少ないのではないでしょうか。まずどのような方法があるのかご紹介します。
- ・店舗へ買い取ってもらいたい品物を持ち込む店頭買取
- ・買い取ってもらいたい品物を梱包、配送する宅配買取
- ・自宅など買い取ってもらいたい品物がある場所に査定員に来てもらう出張買取
- ・オークション、フリマサイトに出品する
- ・品物の情報、写真などをLINE、メールなどで申告するLINE・メール査定
店頭買取
店舗へ品物を持込み買取査定してもらう方法です。すぐに売りたい、家に人が来るのは不安という方におすすめです。
査定後、ほとんどの業者がその場で即時現金買取してくれるのも魅力といえるのではないでしょうか。査定額の理由を対面で説明してもらうことができるので納得、安心して買取依頼ができる点もメリットでしょう。
宅配買取
買い取ってもらいたい品物を梱包、発送し自宅に居ながら買取査定を受けられる方法です。
店頭に持ち込む時間がない、自宅に訪問されるのは嫌な人におすすめです。手数料や送料は無料な業者が多く、宅配キットなどの提供をしてくれる業者もあります。
出張買取
自宅など買い取ってもらいたい品物がある場所に査定士にきてもらい、目の前で査定、買取してもらう方法です。
査定を希望する品物が多い場合や、持ち運びが不安な品物などを鑑定してもらいたい場合、非常に便利です。また、出張買取であれば、訪問日当日に査定する品物を追加して鑑定してもらうことも可能でしょう。
フリマサイトやオークションサイトに出品
骨董品の売却にも、ヤフオク、メルカリ、ラクマなどオークションやフリマアプリを利用する人が増えています。
多くの人に見てもらえるので骨董品買取専門店では買取不可、査定額に納得できなかった物も自分で価格を設定し、売ることができます。
しかしながら、価値に見合っていない価格で売却されているケースもあり、価格設定によってはいつまでも売れないことも。
LINE・メール査定
売りたい品物の情報、写真などをLINE、メールなどで提出し査定してもらう方法です。
多くの場合、簡易査定での結果となるため、実物を鑑定の上で確実な査定買取が行われる流れとなるでしょう。簡単におおむねの査定額がわかるので気軽に利用ができます。
処分を悩んでいる場合など、査定結果から実際に買取依頼するか意思決定のために利用するのも良いでしょう。
いろんな買取方法があるんだね!目的にあった方法を選ぼう〜
骨董品買取でのトラブル実例
骨董品というというと一般的には取扱いに不慣れな人が圧倒的に多いでしょう。よくわからにままに自己判断で取り扱うことや、わからないので言われるままに流されてしまい、思わぬトラブルになることも。そのような事態の実例をご紹介します。
訪問による押し買い
訪問による押し買いとは、買取業者を名乗る者が自宅などに訪問、気軽に査定を呼びかけ、査定後に売るまで帰らず居座られ、強引に買い取られるようなケースです。
査定額に納得できなくとも、しつこく居座られることで根負けし、安く買い叩かれてしまうなど悪質な業者の被害が確認されています。
訪問してきた業者に軽い興味で査定を依頼したばかりに、怖い思いをさせられ大損させられるなどの事象もあります。
まとめて買取依頼(遺品整理など)で、市場価格とかけ離れた査定額で大損!
発生する可能性が高い事象ですが、被害の立証が難しいケースを紹介します。
亡くなった家族から高価な品物だと聞かされていた品も含め、遺品整理業者にすべてを依頼。しかし、業者からは「古くて汚れもあり、人気のない品々ですね」と言われます。
予想よりもかなりの安い査定額が提示されます。自分では価値が分からず、『高価と聞いていたけど、本当に?』と思いながらも品数も多かったため、そのまま売買契約してしまいます。
後日、売却した品がオークションサイトに出品されているのを発見。その中には買取金額の100倍の金額で販売されている品物もあり、しかも売却済みとなっていました。問い合わせるにもクーリングオフ期間も過ぎており、泣き寝入るしかなかった。
引用元:買取サービスのトラブル事例
偽物と知らずに販売
骨董品には偽物が非常に多いです。中国の場合、偽物を作ることで生計を立てている人も多く、それだけにかなりの偽物が存在します。
素人目には、簡単に見破れるものではありません。日本では、販売元が偽物だとわかって、商品を販売していたということを証明しなければ偽物を買わされたとしても罪に問えないのです。
そんな商品を自分が販売した場合は、本人も本物と信じて売却した場合は詐欺罪にはなりません。
しかし、刑法上では犯罪にならずとも個人間でのトラブルが起こった場合、購入者に対して誠意を持った対応が必要でしょう。模倣品が出品された場合、サイトの運営元に責任が生じ得ると認めた判例があります。
そのためフリマサイトも厳重な規約を設けています。知らずにとは言え、購入者から通報され、揉め事となればアカウント停止などペナルティをもらう可能性は充分にあるでしょう。
配送時に破損
売りたい品物を送って査定してもらう宅配買取やオークション、フリマサイトで売却、配送する場合にも商品が破損する可能性は大いにあります。
査定をお願いする場合、送料は着払いで無料となっている買取業者が多いですが、保険に入るかは送り主の任意の判断となります。佐川急便では、三井住友海上火災保険の運送保険で100万円の保険金額にかかる保険料は1000円となっています。
フリマサイトなどの配送方法においても破損時の保証がついているものもありますが、ゆうパックなど上限が30万円と金額が決まっている場合もあります。
骨董品の場合、破損してもまったく同じ物が手に入り、交換が可能というわけにはいかないでしょう。アンティークなど繊細であるほど配送にも細心の注意が必要です。
“引用元:佐川急便公式サイト“
正体不明の悪徳業者
名刺も差し出さず、売買契約の書類のやり取りもない。その実態は、古物商の免許自体も取得していない悪徳業者だったというケースもあります。
あえて跡を追えないよう、身分や素性を明かさないようにしている可能性もあります。個人で業者の所在など確実な情報を調べるにしてもネット検索ぐらいしかやりようもないかと思います。
大手の名を語り、個人宅を訪問してくる業者もいます。ネット上の誇大広告も簡単に鵜呑みにしないようあらゆるトラブルが予想されます。
怖いトラブルがたくさんあるんだね!信頼できる業者に依頼しよう!
トラブルにならないための注意点
先のトラブル事例を見ても、やはりその価値をしっかりとした知識と経験ある専門家に判断してもらった方が良いことがよくわかります。トラブルを回避するための注意点と業者選びについて知っていきましょう。
骨董品は時価、定価が存在しないことを理解
やはり骨董品の気になるその価値から、高額買取や超希少な一品であることを期待したくなってしまうものです。
しかしながら骨董品というのは、時価です。必要としている人や欲しいと思う人がどれだけいるのか、売り時のニーズによって価値が変わります。
また、そこに作家や制作された年代、素材、付加価値、希少価値などが加味されて価格が決定されます。ネットでどれだけ情報を調べても、その品自体が1点ものである、希少であるほど情報も少ないことが予想されます。
そのため査定する業者や鑑定士の判断で、査定額が大きく変わってしまいます。まずは、確かな事業者に査定を依頼することが肝心です。その結果を受け、そのまま売却するのか、自分で出品してみる、または別の事業者にも鑑定してもらうなど判断することで手堅く、買取が実現できるでしょう。
取扱いや保管は慎重に
骨董品とは、制作された年代が古いほど現代までに残っている品物が少ないので希少となります。
しかしそれだけに傷みがあったり、素材によっては非常に脆い状態になっていることも予測されます。古い時代に制作されているだけにその構造も現代の製品に比べ、繊細であったりします。
それだけに配送や持ち運びはかなりのリスクが伴う可能性があります。配送業者の保険をかけることもひとつの手段ですが、1点ものなど壊れてしまっては取り返しがつきません。
少しでも扱いに不安を感じる場合は、むやみに自分で移動を行おうとせずに鑑定士などの専門家に相談しましょう。
ネットや噂などの不確かな情報で素人が判断しない
知識や情報が少ない場合、家族や知人と「おそらく◯◯円ぐらいだろう?」「よくわからないけどレア物らしいよ?」などと憶測で相談し合ってしまうものです。
不安や期待から話が盛り上がってしまうこともあるかと思いますが、どうするかの前に専門家の確かな目で鑑定してもらい、ふさわしい価値を知ることが先決です。
また昨今、品物について調べようと思った時、真っ先にネット検索されることが多いと思います。しかしながら、価値のある骨董品は、基本的に「一点物」なので、その価値や取引、相場などの情報がほとんどありません。
また絵画や陶磁器など、口コミなどから本物だと思ったが買取時に贋作であったと発覚するなど、不確かな情報に惑わされてしまうことも。
「オークションサイトは骨董品のニーズが高そう」「自分で出品する方が本来の相場で取引されるのでは?」と思いがちですが、一般的なオークションサイトに本来の価値に見合った価格で出品すると「この商品って本物なのかな?」という疑念から売れないことも多いようです。
またその多くが、安値で競り落とされています。そのため価格も参考になりません。骨董品の相場や価値に関する情報をネットで見つけるというのはやはり難しいことでしょう。
骨董品の価値って難しいんだね!作品自体の価値だけじゃなくて、その時のニーズも関係するんだね〜
信頼できる買取業者の選び方ポイント
ここまでで骨董品の本来の価値を知る、高値で買い取ってもらうなどどのような場合もまずは、専門家の鑑定を受けた方が良いということがわかりました。それでは、依頼する業者選びのポイントを知っていきましょう。
売りたい品物やシチュエーションから選択
業者の選び方は、売りたい品目やシチュエーションによって違います。まず、売りたい品が決まっている場合、その品物を得意とする骨董品買取業者に依頼するのが良いでしょう。
家一軒の遺品整理や、廃業した事業者が保有している品物すべてを査定してもらいたい場合は、買取ジャンルの広い業者を選ぶことにより、一度に処分ができるでしょう。
処分する品物の量が多い場合、価値ある品とそうでない品があるかと思います。すべてを一度に処分をしたい場合には、高価な品物の価値により、すべて引き取ることが可能と判断される場合があります。
しかしながら、先に高価な品物のみ売却していると残った品物の買取時に「買取金額が低いため引取料や処分料がかなりかかる」と判断される場合などがあります。
品物の量が多い場合は、気になる品物は先に専門の査定を受け、次に買取ジャンルの広い事業者の買取査定、価値のがなく廃品となるものの処分料と各業者を利用し、比較しても良いでしょう。
買取実績があるかどうか
買取実績が多いかどうかも、業者選びの目安です。骨董品のふさわしい価値を見出すのに重要なのは、査定する人の確かな眼です。また経験に基づく確かな知識がなければ骨董品の本来の価値を見定めることは難しいでしょう。
買取実績が多いほど経験豊富な鑑定士が在籍している可能性が高いでしょう。公式サイトなどで買取実績をチェックしておくことも良いでしょう。
実際に出張査定に来た鑑定士が経験が浅いこともあると思いますが、経験が浅い鑑定士は、現場で写真データなど送り、品物を観察した後、経験豊富な鑑定士へ報告し、その指示の元で買取り査定を行うケースが多いようです。依頼前に、気になることは率直に質問し、不安は解消しておきましょう。
骨董品専門店または、専門性の高い業者を
作者や素材などをチェックし、少しでも価値がありそうだと思ったら、骨董品に詳しい鑑定士に依頼しましょう。知識や経験が無い業者は、現在の品の価値やニーズを正確に判断できません。
そんな業者に依頼してしまった場合、大切な品物が安値で買い叩かれてしまいます。一方、骨董品を得意とする業者では、市場調査を基に商品の価値を適正に見極めて査定するため、納得できる価格で売却が可能でしょう。
即日現金買取可能か
まず、即日現金買取可能かどうかは必ずチェックしましょう。資金力がなければ当然、買取価格が低くなる可能性が高いでしょう。
即日現金買取ということは、店舗や企業に資金力があるという証です。骨董品は品物によっては、買取金額が数百万円やそれ以上になること可能性があります。
また、後日振り込みとし、連絡が取れなくなる悪徳業者も存在します。最悪を想定し、できれば即日現金買取が可能な業者を選びましょう。
販売経路が多いかどうか
骨董買取業者は、買取った骨董品を様々なルートで販売し、利益を得ます。流通ルートが多いということは、売れる可能性が高くなります。
骨董品には日本国内の需要よりも中国をはじめとした海外でこそ高く売れる品物が多く、需要が高いようです。
自社のECサイトでの売り上げをよりも海外に卸しているような流通経路があった場合の方が高い利益が見込めるでしょう。必然、買取価格も期待できる事業者といえるのではないでしょうか。
買取業者の選び方を知っておくと、悪徳業者に騙される可能性が低くなるよ!
高価買取!骨董品を賢く高く売るコツとは?
高く売れる骨董品は?売れない骨董品は?などどんなものなら高価買取されるのか、素人目には判断が難しいものです。少しでも価値上げできるようなテクニックが知りたいものです。プロの鑑定士が教える高く売れるコツを知りましょう。
作成された年代や作家、素材をチェック
売却する骨董品が「いつ頃制作されたものなのか」、著名な作家の作品なのかは重要なチェックポイントです。骨董品とは、海外では100年以上前に制作された品物をアンティーク、100年以下の品をジャンク、ビンテージと呼んでいます。日本では明確なラインがありませんが、古いほど現代までに残っている品は少ないので希少となります。
また作家が誰なのか確認できるのがサインである「落款(らっかん)」や「銘」を見てみましょう。収納されていた箱の蓋や、作品の底に記されていることが多いです。
骨董品の価値は、使用されている素材も重要です。金や象牙(ぞうげ)、翡翠(ひすい)、赤珊瑚(あかさんご)などが私用されているのか確認してみましょう。
骨董品の状態が良いほど、高額で売却が可能!
鑑定してもらいたい品物は、やはり綺麗な状態のものほど買取査定が上がります。可能であれば査定前に手入れしたいものですが、むやみに磨いたりすることは危険です。
骨董品はゴシゴシこすったりすると傷がついたり、破損する可能性があります。年代が古いものほど価値にも期待できる可能性がありますが、それだけに繊細で痛みやすい状態の場合も。手入れしたい場合も骨董品買取専門店に相談してみた方が良いでしょう。
また、壊れているものは、修理しないようにしましょう。掛け軸や絵画などは、素人が修復するなど大変危険です。また修復すると本来の価値にも影響する場合があります。少しでも良い状態で査定を受けたい気持ちになりますが、壊れている、破れている場合は、まず鑑定士に状態を見てもらいましょう。
購入した時の状態がベスト!箱などの付属品も一緒に査定
品物が入っていた箱や鑑定書など購入した際に付属していたものは、すべて一緒に査定に出しましょう。付属品が揃っている方が、無い場合に比べ買取価格は高くなります。
骨董品には、鑑定書以外にも手紙や覚え書きなど重要なアイテムが付属している場合があります。自己判断で処分などしてしまわないようにしましょう。
保証書や鑑定書、陶器は入っていた箱(共箱)など大きく査定に響きます。自宅内で紛失した場合にはできる限り探しておきましょう。
相見積もりを取って複数の業者の査定を比較してみても
「時間や手間がかかっても損したくない!」「最高値で売却したい」などと思われる場合、複数の買取業者に査定を依頼する相見積もりをとる方が良いでしょう。
大手チェーンや買取ジャンルが幅広い業者、骨董品専門店、地元の老舗などタイプの違う事業者に依頼してみることで違いや相場がわかるはずです。
買取事業者の専門性、ジャンルによって得意不得意が査定に影響することもあります。かなりの価格差が出る可能性もあるので、絶対損したくないという方は、やはり相見積もりがおすすめです。
なるべく購入した状態で保存できてると高いんだね!あとは複数の業者に査定依頼して損をしないようにするのも大切だね!
おすすめの骨董品買取業者ランキングTOP3
骨董品買取ランキングなど広告サイトなどが乱立し、昨今のニーズの高さがわかります。しかしながら、多くの業者をひとつひとつチェックするのは難しいという方へ、安心して依頼できる骨董品買取業者を口コミや評判を元に選出しました。いずれも気軽に相談が可能です。
骨董品買取こたろう | バイセル | 福ちゃん | |
買取査定方法 | 出張・店頭・メール・LINE | 出張・店頭・宅配・ メール・LINE | |
店舗 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | 東京・神奈川・千葉・ 埼玉・愛知・宮城・大阪 | 東京・大阪 |
対応エリア | 日本全国対応 | 日本全国対応 | 日本全国対応 |
買取品目 | 骨董品専門 | 骨董品以外にも着物、宝石や切手、古銭、ブランド品など | 骨董品以外にもブランド品、 金、貴金属など対応可能 |
手数料 | 出張料・査定料・ キャンセル料無料 | 出張料・査定料・送料・ キャンセル料無料 | 出張料・査定料・送料・ キャンセル料無料 |
公式サイト | https://kotto-kotaro.com/ | https://buysell-kaitori.com/ | https://www.fuku-chan.info/ |
1位:「骨董品買取こたろう」
ゲオグループの「骨董品買取のこたろう」は、公式サイトに「他社様と比べてください」と掲載するほど買取価格にも自信があり、メール、LINE査定など気軽に査定依頼ができることも魅力です。
またあらゆる骨董品に精通する鑑定士が在籍しており、親切な対応と丁寧な査定時の解説に定評があります。
2位:「バイセル」
店舗数も多く、全店舗駅チカで買取は個室で対応、予約なしで訪れることができます。
着物やブランド品をはじめ、宝石や切手、古銭、骨董など累計買取実績は業界TOPクラスの2,700万点以上と実績は豊富なようです。売買契約を行う前には、専門部署から決済コールが行われるなどコンプライアンス遵守も徹底されているようです。
3位:「福ちゃん」
「家一軒丸々見てほしい」「廃業したので処分を」「すごく大きい置物がある」などの依頼にも柔軟に対応してくれるそうです。
傷や汚れがあっても、高額査定の可能性もあるのでぜひ相談してみましょう。宅配買取は、申し込むと無料で宅配キットや着払い伝票が送ってもらえるので手軽に利用できそうです。
骨董品を売る際によくある疑問
骨董品を買取してもらう際のよくある質問をまとめました。品物の準備に合わせ、必要なものやよくある疑問を紹介します。
- 査定してもらう品物以外に何か必要ですか?
- 運転免許証、パスポート、在留カードなど本人確認書類として証明書が必要です。出張買取依頼など現住所記載が無い場合、あわせて住民票などの提示が必要となります。詳しくは依頼する業者へ確認しておきましょう。
- 壊れている、汚れているなど状態悪いものは買い取ってもらえる?
- 状態によりますが、買取が可能な場合もあります。詳しく査定してもらわなければ査定結果もわからないので、自己判断せずまずは相談してみましょう。
-
買い取り価格はどのようにしてきまるのでしょうか?
- 長年の鑑定・買取実績に基づく知識と、現在の相場・独自の販売ルートより算出されるでしょう。
まとめ
骨董品を買い取ってもらう際の注意点について紹介しました。骨董品は、年代を経て現代にたどり着いた経緯や作り手の思いなどからロマンや歴史を感じられる点が魅力です。思いを馳せる品物であるほど価値に期待が膨らみます。
しかし現実的な骨董品の価値は、作者、希少価値、保存状態、材質、トレンドなどによって大きく変わります。そのため鑑定士には、知識と経験、確かな審美眼が問われます。
また骨董品を専門的に取り扱っている業者、得意とする業者であれば、現状の骨董品の相場やニーズを把握し、確かな評価結果を導き出せるでしょう。
買取業者選びのチェックポイントとしてあげた点を、参考に確かな事業者に巡り合っていただければ幸いです。経験や知識が豊富な鑑定士の話を聞くだけでもかなり参考になることと思います。ぜひ、丁寧な説明と対応で納得できる査定が受けられる買取業者に依頼してみましょう。