クリカボチャはわが国には19世紀の後半に入ってきたとされています。当時は北海道や東北地方など、気温の寒冷な地方で救荒作物として栽培されており、hubbardやdeliciousなどの果実がかなり大型の品種が栽培されていました。やがて戦前、宮城県で「芳香青皮栗」という果皮が灰色が買った緑色の小型の品種が作出されたのを皮切りに、食糧増産のために小型かつ多産の品種が作出されました。
現在は「坊ちゃん」「栗坊」「ほっこり姫」などの手のひらサイズの大きさながらも風味の濃い品種が作出されています。
果皮色は黒緑色や橙赤色、灰緑色や白色など様々な色合いがありますが、主流の品種は黒緑色の「黒皮種」です。
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