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ヤマウルシ(山漆) (Toxicodendron trichocarpum)-i
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ヤマウルシ(山漆)

別名
シツゲンヤマウルシ
学名
Toxicodendron trichocarpum

基本情報

ウルシ Toxicodendron ヤマウルシ(山漆)
Anacardiaceae > Toxicodendron > Toxicodendron trichocarpum
83%
完成度

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  • 低木
草丈・樹高
100cm ~ 300cm
花の色
    葉の色
    開花時期
    日当たり
    日向
    耐寒性ゾーン
    6
    耐寒性
    やや強い
    耐暑性
    普通
    原産地
    日本
    成長速度
    普通

    ヤマウルシ(山漆) (Toxicodendron trichocarpum)の特徴

    概要

    ヤマウルシ(学名:Toxicodendron trichocarpum)は、日本全国に広く分布する日本原産の落葉低木です。 特に山地や森林の下層に生育していることが多く、高さ1、2m程度、葉は3枚1組の複葉です。 春から初夏にかけて、黄緑色の小さな花を咲かせます。花は雌雄異株で、雄花は長く、雌花は短い花序をつけます。 秋に美しく紅葉し、また果実も熟します。果実は黒褐色の球形で、毛が密生していますが、樹液にウルシオールという強い毒性のある成分を含むので、触れると皮膚炎になることがあります。 日本の自然環境に適応しているので、手間なく育てやすい植物ですが、庭木として植える際は毒性があることに留意する必要があります。

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    花言葉

    ヤマウルシは、厳しい自然環境でも生き抜く強さを持っていることから、花言葉は「忍耐」「我慢強さ」などが挙げられます。困難に立ち向かう強さや、辛抱強さを持ちたい人に向けられるメッセージともいえるでしょう。 6月の誕生花でもあり、風水では邪気を払う力があるとされ、家の周りに植えるのに適しているようです。

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    ヤマウルシ(山漆) (Toxicodendron trichocarpum)の栽培時期・カレンダー

    栽培時期・カレンダー

    開花時期の5月から6月になると、黄緑色の小さな花を咲かせ、山間部の風景を彩ります。 種まきから開花まで約3年かかります。開花サイクルは年に1度、温かな気候になる春が訪れると花が咲きます。 花を長く保つために、適度な日照と水分が必要です。また冬季には覆いをするなどして寒さ対策をしましょう。

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    ヤマウルシ(山漆) (Toxicodendron trichocarpum)の育て方

    水やり

    半日陰で、適度な湿度のある環境を好むので、水やりは乾燥具合を見て行います。 春から夏にかけては、土が乾いたらすぐ水やりをし、1週間に2、3回が目安です。 秋から冬にかけては、乾燥が進むまで待ち、1週間に1回程度です。 土壌全体が湿る程度に水の量を調整し、水はけの良い環境を保つことが大事です。土の湿度が高すぎると根腐れを引き起こすので気を付けましょう。 直射日光が当たる場所では土壌の乾燥が早まることがあるので、水やりの頻度を調整する必要があります。

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    土壌・肥料の管理

    pH5.5から7.0の酸性から中性の土壌が最適です。また、水はけが良く、肥沃な土壌を好みます。 春と秋に有機質肥料を与えるのが良く、特に春は新芽の成長を促すために窒素を多く含む肥料がおすすめです。 秋は、冬の寒さに備えて根を強くさせたいので、リン酸やカリウムを多く含む肥料が良いでしょう。 植物の大きさに応じて量を調整し、与えすぎて根を傷つけないよう気を付けます。

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    日当たり・気温の管理

    日あたりの良い場所で、日照量が多いほどより大きな成長を見せますが、強い直射日光は苦手なので、特に夏の強い日差しに気を付けましょう。 午後の直射日光を避けるため、半日陰の場所に置くのが最適で、15~25℃の気温内であれば成長は安定します。 耐寒性があり、冬でも外に置いておけますが、霜や雪に覆われると成長に悪影響がでるので、霜よけ対策が必要です。また極端な温度変化は避けた方が良いので、冬季の急な冷え込みに注意します。 耐暑性もありますが、高温多湿の場所は避け、風通しの良い場所に移動させましょう。

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    ヤマウルシ(山漆) (Toxicodendron trichocarpum)の上級者向け育て方

    剪定の方法

    ヤマウルシは、剪定や切り戻しは必要としません。しかし、成長を制御するために剪定しなければいけない場合は、手袋や長袖の服を着用します。それはこの植物の樹液に毒があり、皮膚に触れるとかぶれることがあるからです。剪定中に気を付けるだけでなく、剪定後も枝を適切に処理して人や動物が触らないように注意を払いましょう。 剪定や切り戻しを行った後は、水やりと肥料の管理を行うとともに、剪定後の傷口から病気にかからないよう注意深く観察し、早期対処することが求められます。

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    鉢植えの方法

    鉢植え可能ですが、自然環境では山地に生息し、強い生命力を持つ特性に従って、大きな鉢を準備し、十分な栄養と水分を与えることが重要です。 植え付けは春に行い、鉢底に軽いしや鹿沼土を敷いて、その上に腐葉土や赤玉土を混ぜた培養土を入れて苗を植えます。保湿のため、表面に苔を敷いてやると良いでしょう。 植え替えもやはり春に、2、3年に1回行います。根が鉢一杯に広がったら、一回り大きな鉢に植え替え、新しい培養土を与えます。 成長が早く、他の植物を圧迫するので寄せ植えには適していません。他の植物や人が毒に触れないよう注意します。

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    増やし方

    繁殖方法としては主に種まきと挿し木があります。種まきは秋に種子を接種後、冷蔵庫で2、3カ月保存し、春にまきます。 挿し木は夏に、新芽が伸びた枝を切り取り、水や土に挿して根を出させます。作業時は手袋を着け、皮膚に触れないように気を付けます。 環境にもよりますが、種まきの方が自然に近い方法なので、健康的に育つ確率が高いです。挿し木は短期間で増やせますが、根付きにくいという欠点もあります。

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    病害虫対策

    主にカイガラムシやアブラムシなどの害虫による被害を受けやすく、葉や茎を食害されると、成長が妨げられます。 また、これらの害虫を介してウィルス病にも感染しやすい傾向にあり、特にカイガラムシは危険です。 定期的な観察を行い、害虫を発見した場合は適切な農薬で駆除して、ヤマウルシを守りましょう。 植物の健康状態が良ければ、抵抗力が高いため、適切な水やりや肥料管理が重要となります。

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    ヤマウルシ(山漆) (Toxicodendron trichocarpum)の分布地図

    分布・生息地

    ヤマウルシ(山漆) (Toxicodendron trichocarpum)の毒性

    人や動物への健康効果

    edible
    不可
    毒性
    あり

    NO DATA

    犬や猫への影響

    NO DATA

    ヤマウルシ(山漆) (Toxicodendron trichocarpum)のQ&A

    • ヤマウルシの新芽の特徴は何ですか?

    • ヤマウルシのおすすめの選び方はありますか?

    • ヤマウルシの見分け方を教えていただけますか?