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ネズコ(鼠子) (Thuja standishii)-i
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ネズコ(鼠子)

別名
クロベ
学名
Thuja standishii

基本情報

ヒノキ Thuja ネズコ(鼠子)
Cupressaceae > Thuja > Thuja standishii
92%
完成度

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  • 高木
草丈・樹高
1500cm ~
花の色
    葉の色
    開花時期
    日当たり
    日向
    耐寒性ゾーン
    5
    耐寒性
    強い
    耐暑性
    普通
    原産地
    日本
    成長速度
    普通

    ネズコ(鼠子) (Thuja standishii)の特徴

    概要

    ネズコ(Thuja standishii)の樹高は20m〜30mに達し、幹の直径は1mほどです。日本固有の常緑針葉樹で、その美しい樹形と独特の葉の形状から、庭木や生け垣としても利用されており、その香りが良いことから、香木としても重宝されています。 葉は鱗片状で密に重なり合い、枝は平らで独特の形状をしています。葉の表面は光沢があり、裏面には白い粉を帯びたような模様があることも特徴です。 花は雌雄異株で、雄花は黄色で小さく、雌花は緑色で球状で、果実は球状の小さな球果をしており、直径1cmほどで、熟すと茶褐色になります。 ネズコは、耐寒性が強く、湿潤な山地に生育しています。また、木材としては、建築材や家具、彫刻などに利用されることがあります。 ネズコの起源は、約2300万年前の新第三紀中新世にさかのぼるとされています。 この植物は、19世紀半ばにイギリスの植物学者ジョン・グールド・ヴィーチによって発見され、彼の名前を取って「Thuja standishii」と命名されました。 ネズコの名前は、日本の民間伝承に登場する「根付子」という妖怪が由来です。この妖怪は、木の根元に住んでおり、ネズコの木が根元から多くの枝を出す様子が、その伝承に関連していると考えられています。

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    花言葉

    ズコが非常に長寿であり、また美しい姿を保ち続けることから、永遠の愛を象徴する「永遠の愛」という花言葉が付けられています。 他にも、「友情」「誠実」「繁栄」などの花言葉がありますが、これらはネズコの特徴や成長力から連想されるものです。例えば、「友情」はネズコが他の植物と共生しやすい性質を持っていることから、「誠実」はネズコが真っすぐに成長する姿から、「繁栄」はネズコが豊かな緑を持ち、良い環境で育つことから付けられたと考えられます。

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    ネズコ(鼠子) (Thuja standishii)の栽培時期・カレンダー

    栽培時期・カレンダー

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    ネズコ(鼠子) (Thuja standishii)の育て方

    水やり

    ネズコの成長期である春から夏にかけては、成長のために水分を多く必要とするだけでなく、土壌乾燥しやすい時期となるため、こまめに水を与えるようにしましょう。具体的な目安としては、週に2回程度です。 夏は、高温で乾燥しやすいため、水やりの頻度を週に3回程度に増やす必要があります。 また、朝晩の涼しい時間帯に水やりを行い、蒸れを防ぐことが大切です。 冬は、水やりの頻度を週に1回程度に減らし、土壌が凍らないように注意してください。 ただし、室内で育てている場合は、暖房による乾燥に注意し、土壌の湿度を適切に保つように心掛けましょう。

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    土壌・肥料の管理

    ネズコの生育に最適な土壌のpHは5.5〜7.0です。また排水性の良い砂質や粘土質の土壌を好むとされています。これらの条件を揃えた土壌で育てることで、植物は健康に育っていくことでしょう。 肥料に関して、春には新芽の成長を促すため、窒素を多く含む肥料を選び、秋には根の発達を助けるリン酸やカリウムを多く含む肥料を与えます。 肥料の与え方は、株元から少し離した位置に施すことが重要で、根に直接触れないように注意してください。 肥料の頻度については、春と秋の2回施肥が基本ですが、生育が遅れている場合や、土壌の栄養分が不足している場合は、夏にも追肥を行うことがあります。

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    日当たり・気温の管理

    ネズコの生育に最適な日照時間は、1日に4〜6時間程度が理想とされています。日当たりの良い場所を好む植物なので、日照時間が短すぎると、成長が遅くなるだけでなく、枝葉が疎らになることがあります。 ただ、逆に、日差しが強すぎると、葉焼けや枯れの原因となることがあるため、適度な日陰を確保して、最適な日照時間を保つことが重要です。 鉢植えの場合、最適な置き場所は、午前中の日差しが当たる東向きや、午後の日差しが当たる西向きの場所がおすすめです。また、直射日光が強い場合は、日よけネットや遮光布を利用して、適度な日陰を作りましょう。 ネズコの生育に最適な温度は、5℃から25℃の範囲で、特に春と秋の温度が適しています。 冬季には、−20℃までの低温にも耐えられるため、寒冷地でも栽培が可能です。しかし、夏季の高温には弱く、30℃以上の気温が続くと、生育が悪くなることがあります。 最適な気温を保つためには、日陰を作ることが効果的でしょう。特に夏季には、午後の強い日差しを避けるために、他の樹木や建物の陰に植えることがおすすめです。 ネズコの夏越しに関しては、日陰に置くことで、直射日光を避けられます。また、水はけの良い土を使用し、適度な水分を保つことが大切です。耐寒性に強いとされているので、日本の冬は問題なく越せるでしょう。 冬越しの際は、特別な保護措置は不要ですが、霜や雪が積もらないように注意しましょう。また、乾燥に注意して、適度に水やりを行ってください。

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    ネズコ(鼠子) (Thuja standishii)の上級者向け育て方

    剪定の方法

    ネズコは、形状を整えたり、枝の伸びを抑えるために剪定や切り戻しを行うことがあります。剪定を行う際には、適切な時期と手順を守るようにしましょう。 剪定や切り戻しを行う場合、春から初夏にかけてが適切な時期です。 剪定の手順は、まず枯れた枝や病気にかかった枝を取り除くことから始めましょう。次に、内側に向かって伸びた枝を切り戻し、外側に向かって伸びる枝を残すことで、樹形を整えられます。 切り戻しの際には、切り口が樹液の流れに沿って斜めになるように切ることが重要です。

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    鉢植えの方法

    ネズコは、春から秋にかけて植え付けを行うと良いとされています。 植え付けの際には、根を広げやすいように穴を十分に掘り、根が十分に広がるスペースを確保してください。また、植え付け後は、水やりをこまめに行い、乾燥を防ぐことが重要です。 植え替えは、成長が遅くなったり、根が鉢の底に達したりした場合に行います。植え替えの時期は、春から初夏にかけてが適しており、新しい鉢に移す際には、古い土を根から取り除き、新しい土に植え替えてください。 収穫については、ネズコは観賞用の植物であり、特に収穫する部分はありません。

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    増やし方

    植物の繁殖方法には、様々なものがありますが、ネズコの場合は、一般的に、挿し木や実生繁殖を行います。その中でも、短期間で株が増えることと、親株と同じ性質を持つことから、挿し木による繁殖が最も効果的とされています。 まず、新しい枝を10〜15cm程度の長さに切り取り、下部の葉を取り除いてください。次に、挿し木用の土(腐葉土や赤玉土など)を用意し、切り口を挿し込みます。挿し木は半日陰の場所に置き、土が乾かないように水やりを行いましょう。根が出てきたら、鉢植えや庭に植え替えます。 実生繁殖は、ネズコの種子を収集し、秋に播種します。播種後は、水はけの良い土に植え、半日陰の場所に置いてください。発芽後は、成長に応じて間引きや植え替えを行います。

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    病害虫対策

    ネズコには、カイガラムシ、アブラムシ、コナガキクイムシなどの害虫が発生しやすく、これらの害虫の被害を受けやすい植物として知られています。 これらの害虫の発生は適切な剪定や水やりを行うことで防ぐことができます。もし、害虫の発生が見られた場合には、早期に手作業で取り除くか、適切な農薬を使用して駆除することが効果的でしょう。 さらに、ネズコは根腐れ病にもかかりやすいため、適切な水やりを心がけることが大切です。根腐れ病に感染した場合には、病気の進行を遅らせるために、病気の部分を切り取り、殺菌剤を塗布することが推奨されます。

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    ネズコ(鼠子) (Thuja standishii)の分布地図

    分布・生息地

    ネズコ(鼠子) (Thuja standishii)の毒性

    人や動物への健康効果

    edible
    不可
    毒性
    なし

    ネズコは、特に人体に対する毒性が報告されている植物ではありません。しかし、ネズコの葉や枝には、抗酸化作用や抗菌作用があるとされる成分が含まれています。 これらの成分は、民間薬として風邪や咳、リウマチなどの症状の緩和に利用されてきました。また、ネズコの樹皮や葉から抽出される精油は、アロマセラピーでリラクゼーション効果が期待できると言われています。

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    犬や猫への影響

    ネズコは、犬や猫に対して毒性を持つ植物です。 特に、葉や枝に含まれる精油成分(チュジオン)が、犬や猫に対して有毒であり、摂取すると消化器系や神経系に影響を及ぼすことがあります。犬や猫がネズコの葉や枝を誤って食べた場合、嘔吐や下痢、過呼吸、過敏反応、運動失調、痙攣などの症状や、皮膚に触れることで皮膚炎を引き起こすこともあります。 ネズコの苗や種を購入する際は、犬や猫と一緒に暮らす環境に植えることを避けることが望ましいです。

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    ネズコ(鼠子) (Thuja standishii)のQ&A

    • ネズコ(クロベ)とヒノキはどのような違いがありますか?

    • ネズコのおすすめの選び方はありますか?