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モミ(樅) (Abies firma)-i
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モミ(樅)

学名
Abies firma

基本情報

マツ Abies モミ(樅)
Pinaceae > Abies > Abies firma
92%
完成度

植物図鑑の完成にご協力ください。TERRARIUMは世界中のみんなと完成させる植物図鑑サービスです。 現在、モミ(樅) (Abies firma)の図鑑ページの完成度は92%です。投稿方法など詳しくはこちらをご覧ください。

  • 広葉樹
  • 針葉樹
  • 高木
草丈・樹高
3000cm ~
花の色
    葉の色
    開花時期
    4月-5月
    日当たり
    日向
    耐寒性ゾーン
    6
    耐寒性
    強い
    耐暑性
    普通
    原産地
    日本
    成長速度
    普通

    モミ(樅) (Abies firma)の特徴

    概要

    モミ(Abies firma)は、主に本州、四国、九州の山地に分布しています。耐寒性が強く、乾燥にも強いため、山地や高地でよく見られる植物です。マツ科モミ属に属する常緑針葉樹で、木材として活躍し、建材や家具として利用されています。 樹高は30m~40mに達し、幹は直立し、樹皮は灰褐色で若い頃は滑らかですが、年を経ると縦に裂けることがあります。葉は針状で、長さは1.5cm~3.5cm、幅は1mm~2mmで、上面は濃緑色、下面は白い粉を帯びた青緑色です。 花は雌雄異株で、雄花は黄色、雌花は緑色で、4月~5月に開花します。果実は長さ約7cm~12cmの円錐形で、熟すと開裂し、翼を持った種子が飛んで散布されるのが特徴です。 モミの起源は、約6000万年前の古第三紀にさかのぼるとされており、日本列島の形成とともに進化してきたと考えられています。 モミの名前は、古代日本語で「樹皮が厚い」という意味を持つ「もみ」に由来しており、日本の針葉樹の中でも特に古い歴史を持つ樹種です。 また、学名の「Abies firma」は、ラテン語で「堅固な」を意味する「firma」がつけられており、その強靭な性質を表しています。 モミは、日本の自然環境に適応し、多様な生態系を支える重要な役割を果たしてきました。そのため、日本の森林の歴史や生物多様性の研究においても、モミは重要な指標となっています。

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    花言葉

    モミの常緑性や耐久性に優れていることから「永遠の愛」という花言葉が付けられています。 また、モミはクリスマスツリーとしても利用されることがあり、その際には「家族の絆」や「幸せな家庭」といった花言葉も関連付けられることがあります。 しかし、これらの花言葉はあくまで一例であり、時代や文化によって異なる解釈が存在することをご留意ください。

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    モミ(樅) (Abies firma)の栽培時期・カレンダー

    栽培時期・カレンダー

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    モミ(樅) (Abies firma)の育て方

    水やり

    モミの成長期にあたる春から夏にかけては、成長に多くの水分を必要とするだけでなく、気温が上がりやすく、土壌が乾燥しやすい時期となるため、こまめに水を与えるようにして下さい。 秋から冬にかけては、成長が緩やかになるため、水やりは控えめにします。1週間に1回程度、土壌が乾いたら適量の水を与えてください。また、冬場は特に乾燥に注意し、土壌の湿度を保つように心掛けてください。 土壌の湿度については、指で触れてみて湿り気がある程度であれば適切です。乾燥しすぎている場合や、逆に水が溜まっている場合は、水やりの量や頻度を調整してください。

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    土壌・肥料の管理

    モミの生育には、水はけの良い砂質や赤黄色土壌が適しています。また土壌のpHは5.5~6.5程度を好みます。これらの条件を揃えた土壌で育てる事で、植物は健康に育っていく事でしょう。 肥料に関しては、春は新芽の成長を促すために、窒素を多く含む化成肥料を与えることをおすすめします。 夏(6月~8月)には、窒素、リン酸、カリウムをバランスよく含んだ化成肥料を与えることが望ましいです。これにより、樹木の成長を助け、病害虫に対する抵抗力を高めることができます。 秋(9月~11月)には、リン酸やカリウムを多く含む化成肥料を与えることで、冬の寒さに耐える力を高めることができるでしょう。 肥料の与え方や頻度については、樹木の成長状況や土壌の状態によって調整することが重要です。

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    日当たり・気温の管理

    モミの生育に最適な日照時間は、1日に4~6時間程度です。成長のためには十分な日光が必要となりますが、あまりに日差しが強いと、葉焼けを起こしてしまうので、日照時間の管理には充分注意が必要です。 ただ逆に、全く日光が当たらない場所では、成長が遅くなり、病気や害虫に弱くなることがあります。 鉢植えの場合、最適な置き場所は、午前中の日光が当たる東向きの場所がおすすめです。これにより、適度な日照量を確保しつつ、強い日差しを避けることができます。 モミ(Abies firma)の最適な栽培温度は、一般的に5℃から25℃の範囲です。耐寒性に優れていますが、春と秋の温暖な気候が適しています。 耐暑性にも優れており、夏場の高温にも耐えられますが、過度な暑さは避けるべきです。また、モミは高い湿度を好むため、乾燥に注意して適切な水分管理を行ってください。 最適な気温を保つためには、日陰を利用して直射日光を避けることや、風通しの良い場所に植えることが効果的でしょう。さらに、地表の保湿を促すために、マルチング材を敷くこともおすすめです。 モミの夏越しを行う際は、水捌けの良い土壌を用いて、半日陰の場所に置くようにしましょう。またこまめに水を与えることも重要になってきます。 冬越しの方法としては、霜や雪が積もらないように注意し、寒さによる乾燥を防ぐため、適度な水分を保ち続けることが大切です。特に鉢植えの場合は、鉢の周りに保温材を巻いて保温すると良いでしょう。

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    モミ(樅) (Abies firma)の上級者向け育て方

    剪定の方法

    モミは、形状を整えたい場合や、枝が他の植物や建物に干渉する場合に、剪定や切り戻しを行うことがあります。ただその時は、適切な時期と手順を守るようにしてください。 剪定や切り戻しに最適な時期は、新しい芽が出やすい春から初夏とされています。こまた、冬季には樹液が止まっているため、剪定による傷が悪化することがあるため、避けるようにしましょう。 剪定の手順は、まず、枝の付け根近くで切ることが重要です。これにより、切り口が自然に治りやすくなります。また、切る枝を選ぶ際には、他の枝との間隔を考慮し、適切なバランスを保つように心掛けてください。 切り戻しの場合、目的に応じて枝を短くしましょう。形状を整える場合は、全体のバランスを見ながら適切な長さに切り戻します。

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    鉢植えの方法

    モミは、春から初夏にかけて植え付けを行うと良いとされています。植え付けを行う際は、根が十分に広がるように穴を掘り、こまめに水を与えて生育を行ってください。 成長が遅くなった場合、根が鉢の底に達した場合が、植え替えに最適なタイミングとされています。またその際には、根を傷つけないように注意する必要があります。 収穫は、主にクリスマスツリーとして利用される場合に行われます。適切な大きさに成長した木を選び、切り倒しましょう。切り倒す際には、安全を確保し、周囲に注意を払いながら作業を行います。また、切り倒した後は、根元から新しい苗木を植えることで、継続的な利用が可能です。

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    増やし方

    植物の繁殖方法には、様々なものがありますが、特にモミの場合は一般的に、種子による繁殖と、挿し木による繁殖が用いられます。特に、その中でも種子による繁殖が最適とされています。挿し木による繁殖は成功率が低いため、あまりおすすめできません。 種子を蒔く方法は、自然界での繁殖に近いため、健康な苗木が育ちやすく、大量に増やすことができるでしょう。種子は、モミの実が熟す秋に採取し、冷蔵庫で2~3ヶ月低温処理(ストラティフィケーション)を行った後、春に蒔きます。蒔いた種子は、適度な湿度を保ちながら、発芽を待ちましょう。 一方、挿し木による方法は、成長したモミの枝を切り取り、水や土に挿して発根させる方法です。

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    病害虫対策

    モミは、土壌中の病原菌によって引き起こされる根腐れ病や針葉樹立枯病、モミアブラムシやモミマツノザイムシといった害虫の被害を受けやすい植物とされています。 根腐れ病の予防策としては、排水の良い土壌を選ぶことが大切です。また、感染した箇所が見つかった場合には、すぐに感染部分を除去することが重要です。 モミアブラムシは、モミの葉に寄生し、葉の落葉や樹勢の低下を引き起こします。対策として、アブラムシの発生を早期に発見し、適切な殺虫剤を使用することが重要です。モミマツノザイムシは、幼虫が樹皮や木材を食害し、樹木の成長を阻害するため、適切な時期に殺虫剤を散布し、幼虫の発生を事前に防ぎましょう。

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    モミ(樅) (Abies firma)の分布地図

    分布・生息地

    モミ(樅) (Abies firma)の毒性

    人や動物への健康効果

    edible
    不可
    毒性
    なし

    モミ(Abies firma)は、人体への毒性がほとんど知られていません。しかし、モミの樹皮や葉には、抗酸化作用や抗菌作用があることが報告されています。 また、モミの樹皮や葉から抽出される精油は、アロマセラピーで使用されることがあり、リラックス効果やストレス緩和効果があるとされています。ただし、植物にアレルギーを持っている方は、接触や摂取に注意してください。 かつては、モミの樹皮を煎じたものが民間薬として利用されていたこともありますが、現在ではそのような用途は一般的ではありません。

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    犬や猫への影響

    モミに含まれる樹脂や精油成分が、犬や猫が誤って摂取した場合に消化器系の刺激を引き起こす可能性があります。 犬や猫が食べた場合、嘔吐や下痢などの消化器系の症状が現れることがあり、また、樹皮や葉を舐めたり噛んだりした場合、口内や喉に刺激を感じることがあるかもしれません。これらの症状は一般的に軽度であり、重篤な健康被害につながることは稀です。ただし、個体差や摂取量によっては、症状の程度が異なることがあるため注意してください。

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    モミ(樅) (Abies firma)のQ&A

    • モミとトウヒの主な違いを教えていただけますか?

    • モミのおすすめの選び方はありますか?

    • モミの樹皮の特徴とは何でしょうか?