セコイアは北米西部原産の常緑針葉樹で、世界最大の木の一つです。種名は、ネイティブアメリカンであるチェロキー族の酋長の名に由来しています。「巨人の木」とも呼ばれているのは、高さ100m以上・直径7m以上の巨木になるためです。 セコイアは巨大で寿命が長いことから力強さや永遠を象徴し、樹形が美しいため公園や庭園などで利用されています。しかし、一般的な家庭の庭で栽培するには大きすぎ、日本の気候にはあまり適していません。 葉は針状で若い木では互生し、成長するとらせん状になります。花は雄花と雌花があり、雄花は黄色で雌花は緑色です。樹皮は赤褐色で厚く、火災に対する耐性を持っています。 果実は円錐形で種子は風によって広がりますが、発芽には一定の条件が必要です。
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