ヒモカズラは北海道の積丹半島で発見された特徴的な植物です。糸状の葉が特徴で、「Selaginella shakotanensis」と学名がつけられています。 ヒモカズラは小型のシダ植物に分類され、地上性のシダ植物の中では進化の程度が高いグループに属します。糸のように細長い葉の形状が特徴で、それが名前の由来にもなっています。 原産地が北海道の積丹半島という寒冷地なので、ヒモカズラは低温に強く耐寒性があります。湿度の高い環境を好む性質も持っています。 ヒモカズラには花が咲くこともありますが、その花の色は地味な緑色で目立たず、観賞用には向いていません。 ヒモカズラにはいくつかの種類が存在し、日本国内では「Selaginella shakotanensis var. nipponica」が代表的な品種としてよく見られます。 ヒモカズラは特徴的な姿から観賞用に人気があり、育てやすい初心者向けの植物です。一般的に高さは10〜20cmほどの小型植物で、室内栽培に適しています。
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