バイカツツジは、中国原産で、特に四川省や雲南省の山地に自生しています。学名は「Rhododendron semibarbatum」です。 高さ1.5メートル程度に成長し、春になると淡紅色の花を咲かせます。花びらは5枚で、直径約2.5センチと小さめですが、その色鮮やかさと形の美しさから、観賞用として庭園などに植えられることが多いです。 半常緑性の低木で、耐寒性に優れており、育てやすい植物と言えます。 葉の裏側に白い毛が生えており、梅花(バイカ)のように見えることから「バイカツツジ」と名付けられました。また、学名の「semibarbatum」はラテン語で「半分ひげ」という意味で、これも葉の裏側の毛を指しています。
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