ニワザクラは、学名をPrunus glandulosaといいます。バラ科のサクラ属に分類されるこの植物は、日本では一般的にニワザクラと呼ばれています。 ニワザクラの特徴は、高さ1~2メートルほどの小型の落葉性の低木であることです。葉は楕円形で先がとがり、縁には鋸歯があります。花は一重咲きで、直径は2~3センチメートルほど。花びらの色は、普通は淡いピンク色ですが、白や濃いピンクの品種もあるそうです。 ニワザクラは中国を原産とし、古くから日本に移入された植物です。主に庭園や公園などで見かけられます。春にきれいな花を咲かせるので、観賞用として栽培されることが多いのだそうです。 ニワザクラには、いろいろな品種があり、有名な品種としては、Rosea PlenaやAlba Plenaなどがあります。品種によって花の色や形が違うので、様々な美しさを楽しむことができるようです。 実は直径1~2センチメートルほどの球形で、熟すと甘みがありますが。食用にはあまり使われていません。 ニワザクラは比較的育てやすい植物で、日当たりの良い場所で適度に水をやれば、健康に育つでしょう。寒さにも強いので、寒冷な地域でも栽培可能です。
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