ウスギヨウラクは、中国を原産とするツツジ科の常緑低木です。別名をツリガネツツジ、サイリンヨウラク、キバナツリガネツツジ、ケナガウスギヨウラク、アキツリガネツツジともいいます。 この植物は「鈴蘭」を意味する中国語にちなんで命名されました。鈴のような形状の花をつけることが由来です。 大きさ5センチほどのピンク色の花を咲かせます。5枚の花弁の中心には黄色の斑点があります。春から初夏が開花時期で、美しい花を楽しむことができます。 ウスギヨウラクには様々な品種が存在しますが、特に「ベンホール」が人気です。大輪で色合いも鮮やかな花をつける品種だからです。 日当たりのよい場所で育てれば、ウスギヨウラクは日本の気候にも適応できます。庭園や公園では一般的に利用されている植物です。手間がかからず育てやすいのが特徴です。 実をつけますが、食用には適しません。実は小さく丸く、色は緑から赤へ変化します。 最大で高さ1メートル程度に成長します。生け垣や庭のアクセントとして利用することができるサイズです。
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