ボチョウジ(Psychotria asiatica)は、日本を含む東アジア原産の高さ1m程度に成長する植物です。美しい葉や花、実には観賞用としての価値が認められており、また、葉が昆虫を寄せ付けないことから虫除けとして利用される場合もあります。 対生する葉は光沢のある濃い緑色で、長さ約10cm、幅3cm程度の大きさをしています。形は卵形で全縁ですが、先端が尖っていることが特徴で、その形がボチョウ(朴葉)に似ていることからボチョウジという名前が付けられました。 夏には、総状花序で、筒状から5裂している花冠を持った黄色い花が咲くことも特徴の1つです。花後は赤い実を付け、それを鳥に食べさせることで、より広範囲に種子が広がっていきます。
0
0