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エゾノウワミズザクラ(蝦夷上溝桜) (Prunus padus)-i
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エゾノウワミズザクラ(蝦夷上溝桜)

別名
カップザクラ
学名
Prunus padus

基本情報

バラ Prunus エゾノウワミズザクラ(蝦夷上溝桜)
Rosaceae > Prunus > Prunus padus
92%
完成度

植物図鑑の完成にご協力ください。TERRARIUMは世界中のみんなと完成させる植物図鑑サービスです。 現在、エゾノウワミズザクラ(蝦夷上溝桜) (Prunus padus)の図鑑ページの完成度は92%です。投稿方法など詳しくはこちらをご覧ください。

  • 広葉樹
  • 高木
草丈・樹高
1000cm ~ 2000cm
花の色
葉の色
開花時期
5月
日当たり
日向
耐寒性ゾーン
3
耐寒性
強い
耐暑性
普通
原産地
ヨーロッパ, アジア
成長速度
普通

エゾノウワミズザクラ(蝦夷上溝桜) (Prunus padus)の特徴

概要

エゾノウワミズザクラの起源はユーラシア大陸です。エゾノウワミズザクラの名前は北海道のアイヌ民族が使用していた「ウワミズザクラ」が由来とされています。 また、エゾノウワミズザクラが湿地や河川敷などの水辺に生育することが多く、学名の「Prunus padus」は、ラテン語で「水辺の樹木」を意味する「padus」から名付けられました。 エゾノウワミズザクラは、ヨーロッパで「バードチェリー」とも呼ばれています。果実が鳥たちの餌となり、鳥が果実を食べて種子を広げることで分布が拡大していくからではないでしょうか。 エゾノウワミズザクラ(Prunus padus)は、北半球の温帯から亜寒帯にかけて分布している落葉高木です。日本では、北海道や本州の北部に自生しており、とくに北海道の上川地方に多く見られます。耐寒性が強く湿った土壌を好むため河川敷や湿地に生育し、木材として家具や建築材料に使われることがあるでしょう。 樹高は10~15m程度で幹は直立し、樹皮は暗褐色で縦に裂けることが特徴です。葉は卵形で先が尖り縁に鋸歯があり、長さは5~10cm程度です。 春になると、葉が展開する前に直径1cmほどの白い花が咲き、花序は円錐状になります。花の香りは強く、とくに夜間に香りが強くなることが知られています。果実は黒紫色の球形で、直径約1cmで、鳥類によって種子が広がるでしょう。

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花言葉

エゾノウワミズザクラの美しい白い花から「高潔な愛」「純粋な愛」という花言葉がつけられています。また、自然豊かな場所に生息していることから「自然の中での幸せ」という意味も持ち合わせています。 エゾノウワミズザクラの花が咲く姿がまっすぐで力強いことから「誠実」という花言葉もあります。 エゾノウワミズザクラの花言葉は、その美しさや自然との関わりから、人々に愛や幸せ、誠実さを感じさせるものとなっています。このような花言葉を贈り物やメッセージカードに添えることで、相手に素敵な気持ちを伝えられるでしょう。

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エゾノウワミズザクラ(蝦夷上溝桜) (Prunus padus)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

NO DATA

エゾノウワミズザクラ(蝦夷上溝桜) (Prunus padus)の育て方

水やり

エゾノウワミズザクラには、春から夏にかけて、土壌が乾燥しないように週に1回程度十分な水を与えましょう。また、蒸発を抑えるために水やりは朝か夕方に行い、秋から冬にかけては、2週間に1回程度に水やりの頻度を調整しましょう。ただし、土壌の湿度を確認し、乾燥している場合は適宜水を与えてください。 なお、水やりの際には、根元に直接水を与えるのではなく、根が広がる範囲に広く水をまくことで根が均等に水分を吸収できるようにしましょう。また、水やりの量は、土壌が湿っている状態を保つ程度に調整してください。

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土壌・肥料の管理

エゾノウワミズザクラ(Prunus padus)はpH5.5から7.5の土壌で健康に育ちやすくなります。また、水はけが良く、肥沃な土壌を好むでしょう。 肥料に関しては、春に窒素を多く含む肥料を与えることで、新芽の成長を促進し樹勢を向上させられます。また、夏にリン酸やカリウムを含む肥料を与えることで、花芽の形成を助け、翌年の花付きを良くできます。 肥料の与え方や頻度については、春と夏に1回ずつ、適量を与えてください。ただし、土壌の状態や樹勢によって、肥料の量や与えるタイミングを調整することが必要になることもあります。

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日当たり・気温の管理

エゾノウワミズザクラは、冬季の-20℃までの低温にも耐えられる、寒さに強い植物耐寒性に優れた植物です。また、耐暑性もあるため夏場の高温にも耐えられます。あらゆる環境に耐えられる植物であるため、初心者でも育てやすい植物です。 最適な栽培温度は春から秋にかけての10℃~25℃とされており、この範囲内でエゾノウワミズザクラは順調に成長します。最適な気温を保つために、日陰を避け日当たりの良い場所に植えてください。また、風通しの良い場所に植えることで、病気や害虫の発生を抑えることができるでしょう。 エゾノウワミズザクラは夏越しや冬越しに関して特別な手間が必要ない植物です。自生地でもわかるように、耐寒性が強い植物です。 耐熱性はそこまで高くなく、水分管理が重要なので、適度な水分を保ち乾燥に注意してください。根腐れの原因となる加湿を防ぐため、水はけの良い土を使用しましょう。特に梅雨の時期には湿度管理を徹底しておくようにしましょう。 冬越しにおいては、積雪が多い地域では雪囲いをすることで雪の重みによるダメージを軽減できます。寒さに強いため特別な対策は不要ですが、霜や雪による枝折れを防ぐため適度に剪定を行ってください。 エゾノウワミズザクラの適切な日照量や日照時間は、1日に4~6時間程度です。日照時間が長く明るい場所を好む植物ではありますが、強い直射日光には適応していないため、半日陰の環境で育てるようにしましょう。 日差しが強すぎると、葉焼けや枯れの原因となり植物の成長が阻害されることがあります。直射日光が強い場合は、遮光ネットやカーテンを利用して適度な日陰を作るようにしましょう。 反対に、日光が当たらない場合は、光合成が十分に行われず、花の開花が悪くなることがあります。鉢植えの場合は、日当たりの良いベランダや窓辺に置くことが望ましいですが、

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エゾノウワミズザクラ(蝦夷上溝桜) (Prunus padus)の上級者向け育て方

剪定の方法

エゾノウワミズザクラ(Prunus padus)は、さほど剪定や切り戻しを必要とする植物ではありませんが、適切な手入れを行うことで、より美しい形状や豊かな花付きを楽しむことができます。エゾノウワミズザクラの剪定や切り戻しは、花が咲き終わった後の初夏が最適です。 剪定の手順としては、まず枯れた枝や病気に感染した枝を取り除きましょう。次に、他の枝との間隔が狭すぎる場合や、内側に向かって伸びている枝をカットし、樹形を整えます。 切り戻しについては、過去に剪定された枝が再び伸びている場合や、樹形が崩れている場合に行いましょう。なお、切り戻しの目的は、伸びすぎた枝を適切な長さに戻し樹形を整えることです。

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鉢植えの方法

エゾノウワミズザクラの植え付けに最適な時期は、春から初夏にかけての時期です。植え付けの際には、日当たりが良く水はけの良い土壌で、苗木の根を広げられるように、十分なスペースを確保してください。また、植え付け後は、乾燥を防ぎぐために適度な水やりを行ってください。 根が鉢の底に達したりした場合、成長が遅くなった場合が植え替えのタイミングとなっています。植え替えに最適な季節は春から初夏です。植え替える際には、根を傷つけないように注意し新しい鉢に移してください。 エゾノウワミズザクラは果実をつけますが一般的に食用とされることはなく、特別な収穫はしません。

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増やし方

エゾノウワミズザクラ(Prunus padus)の最適な繫殖方法・増やし方は挿し木です。挿し木による繁殖は成長が早く、親樹と同じ性質を持つことが期待できるためです。種子による繁殖も可能ですが、発芽率が低く親樹と異なる性質を持つことがあるため、あまりおすすめできません。 まず、春から初夏にかけて、新しい枝を選び、長さ15~20cm程度に切り取りましょう。次に、切り口から下側の葉を取り除き、上側の葉は半分程度に切り詰めます。腐葉土と赤玉土を1:1で混ぜた挿木用の土に切り口を挿し込み、水はけの良い場所で管理してください。湿度を保つためにビニール袋などで覆うと、根が出やすくなります。根が出たら、鉢植えや庭植えに移植し、育てましょう。

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病害虫対策

エゾノウワミズザクラには、湿気が高い環境で繁殖しやすいシロイヌナズナ病や、サビ病がよく発生する植物です。 これらの病気は葉っぱの裏側に発生しやすいので、定期的に観察し、早期発見・早期対処が重要です。また通気性を良くすることで予防が可能になります。湿度の管理には注意しましょう。 害虫の中では、植物の生長を阻害し、葉や枝に変形を引き起こす原因となる「アブラムシやカイガラムシがエゾノウワミズザクラ」に注意が必要です。 害虫対策としては、天敵であるテントウムシやアゲハチョウの幼虫を利用する方法があります。また、手作業で害虫を取り除くことも効果的ですが、大規模な場合は、適切な農薬を使用することも検討してください。

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エゾノウワミズザクラ(蝦夷上溝桜) (Prunus padus)の分布地図

分布・生息地

エゾノウワミズザクラ(蝦夷上溝桜) (Prunus padus)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
なし

エゾノウワミズザクラは、果実に毒性があります。とくに種子にはシアン化物を生成する成分が含まれているため、もし誤って摂取すると中毒症状を引き起こす可能性があります。摂取には注意しましょう。 ただし、果実の肉部分は毒性が低く適切に調理すれば食用になります。また、抗酸化作用がある樹皮は、民間薬として利用されることもあります。古くから樹皮を煎じたものが解熱剤や利尿剤として用いられていました。ただし、現代ではその効果が科学的に証明されていません。 自己判断での使用は避けるようにしてください。

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犬や猫への影響

エゾノウワミズザクラは、犬や猫に対して毒性を持つ植物です。果実や種子に含まれるアミグダリンという成分が、消化されることでシアン化水素に変わります。これが犬や猫に対して中毒症状を起こさせる原因になります。 もし犬や猫がエゾノウワミズザクラの果実や種子を摂取した場合、嘔吐、下痢、呼吸困難、興奮状態、痙攣、昏睡などの症状が現れることがあるでしょう。大量に摂取してしまうと、最悪の場合死に至ることもありますので、注意してください。

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エゾノウワミズザクラ(蝦夷上溝桜) (Prunus padus)のQ&A

  • エゾノウワミズザクラはどのような匂いがしますか?

  • エゾノウワミズザクラ(蝦夷上溝桜)の選び方

  • エゾノウワミズザクラはどこで販売されていますか?