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クロヨナ(黒ヨナ) (Pongamia pinnata)-i
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クロヨナ(黒ヨナ)

学名
Pongamia pinnata

基本情報

マメ Pongamia クロヨナ(黒ヨナ)
Fabaceae > Pongamia > Pongamia pinnata
92%
完成度

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  • 高木
草丈・樹高
1500cm ~
花の色
葉の色
開花時期
日当たり
日向
耐寒性ゾーン
10
耐寒性
やや弱い
耐暑性
強い
原産地
インド、オーストラリア
成長速度
普通

クロヨナ(黒ヨナ) (Pongamia pinnata)の特徴

概要

クロヨナ(Pongamia pinnata)は、インド、オーストラリア、東南アジアなどの熱帯・亜熱帯地域に自生するマメ科に属する常緑高木です。樹皮や葉、種子には抗菌、抗炎症、解熱、鎮痛などの効果があるとされ、薬用植物として育てられています。 高さは15mから25mほどまで成長し、幹は太く、樹皮は灰褐色で、若い枝には毛が生えています。葉は羽状複葉で、長さは15cmから40cm、幅は4cmから10cmで、対生し、葉の先端は尖っています。 芳香のある紫色の花が特徴的で、花径は約1.5cmで、4月から6月にかけて花を咲かせます。 果実は豆果で長さは3cmから7cm、幅は2cmから3.5cm、扁平で熟すと黒褐色になります。種子は1個から2個入っており、油分が豊富で、バイオディーゼル燃料の原料として利用されることがあります。 クロヨナの起源はインド、オーストラリア、東南アジアで、とくにインドでは、古くからアーユルヴェーダ医学において重要な植物とされていました。 日本名「クロヨナ」は、種子が黒くて丸いことから「黒実」という意味の「クロヨナ」と名付けられました。また、英名である「Pongamia」は、インドのタミル語で「ポンガム」という名前が由来となっています。

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花言葉

クロヨナ(Pongamia pinnata)は日本ではあまり馴染みがなく、日本語の花言葉はありません。 英語圏の花言葉は「希望」です。クロヨナの花の美しい紫色から希望を感じられるため、付けられたのでしょう。また、クロヨナは耐久性が強く環境に適応しやすい植物であるため、その特性からも希望を象徴する花言葉がふさわしいと言えます。

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クロヨナ(黒ヨナ) (Pongamia pinnata)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

NO DATA

クロヨナ(黒ヨナ) (Pongamia pinnata)の育て方

水やり

クロヨナの成長期である春から夏にかけのての時期は、週に2~3回程度の水やりが最適とされています。ただし、水を与えすぎると根腐れの要因となってしまうため、土壌が乾燥している場合のみ水を与えるようにしてください。 成長が緩やかになる秋から冬にかけては、水分の消費が少なくため、水やりの頻度を週に1回程度に減らしましょう。 なお水やりは、日中の蒸発を防ぐために、日が昇る前(朝)か、夜間の冷え込みによる根腐れを防ぐために、夕方に行うようにしてください。 また、水やりの際には、根元に直接水を与えることを避け、土壌全体に均等に水が行き渡るように注意しましょう。これにより、根腐れや病気のリスクを減らすことができます。

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土壌・肥料の管理

クロヨナの生育に最適な土壌はpH5.5から7.5の範囲です。また排水性が良く砂質から粘土質まで幅広い土壌に適応しています。これらの条件に合った土壌を準備しておくと生育が楽になるでしょう。 肥料に関しては、成長期に窒素、リン酸、カリウムをバランスよく含んだ化学肥料を与えることが望ましく、有機肥料も効果的に利用できます。 苗木の植え付け時には、根の発達を促進し成長を助けるために、堆肥や緩効性化学肥料を施すようにしましょう。植え付け後の初年度は、肥料の与えすぎに注意し、適度な量を与えてください。 2年目以降は、年に2回、春と秋に肥料を与えましょう。春には新芽の発生を促すために窒素を多めに含んだ肥料を、秋には根の発達を促すためにリン酸やカリウムを多めに含んだ肥料を与えてください。

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日当たり・気温の管理

クロヨナの生育に適切な日照量は1日に6時間以上です。日照時間が長く明るい場所を好む植物であるため、日光が当たらない場所では、成長が遅くなり花や実がつきにくくなることがあります。 しかし、クロヨナが若い場合、直射日光が強すぎると葉焼けを起こすことがあるため、日陰で育てるか、日中の強い日差しを避けるために日よけを設置するとよいでしょう。 鉢植えのクロヨナの最適な置き場所は、日当たりの良いベランダや窓辺など日照時間が十分に確保できる場所です。ただし、強い風が当たる場所は避けるようにしましょう。 クロヨナは、分布地域からもわかるように、温かく、湿度の高い場所を好む植物です。耐暑性は非常に高く、40度以上の高温にも耐えられます。一方、耐寒性はあまり高くなく、0度以下の低温には弱いです。 生育に最適な気温は20から30度の範囲で、この温度帯であれば、良好に生育するでしょう。 最適な気温を保つための具体的として、温室栽培が有効です。温室内であれば気温や湿度を一定に保ちやすく、クロヨナの生育に適した環境を作りやすいでしょう。また、日本の冬季には、霜よけネットや保温材を利用して、低温から保護することも効果的です。 クロヨナは、夏越しや冬越しに関して特別な方法が必要な植物です。 先述したように、クロヨナは耐寒性が弱い植物であるため、霜や凍結に注意して管理しましょう。特に寒さが厳しい地域では、鉢植えにして室内に移動させるか、霜よけネットや保温材で覆って保護してください。 一方、耐暑性は高いため、特別高温になることに関しては、対策は必要ないでしょう。ただ、水やりは適切に行い乾燥に注意してください。

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クロヨナ(黒ヨナ) (Pongamia pinnata)の上級者向け育て方

剪定の方法

クロヨナは、剪定や切り戻しに関して特別な注意が必要な植物ではありません。しかし、最適なタイミング、最適な方法で剪定や切り戻しを行うことで、樹形を整えたり、枝のバランスを良くすることができます。 春から初夏にかけての時期が、剪定や切り戻しに最適とされており、この時期に行うことで、新芽が出やすくなり樹勢が回復しやすくなります。 剪定や切り戻しを行う際は、枝の成長方向や樹形を考慮しながら、適切な位置で切断してください。 手順としては、まず枯れた枝や病気にかかった枝を取り除きます。次に、枝同士が干渉しないように調整しながら適切な長さに切り戻しましょう。

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鉢植えの方法

クロヨナは、春から初夏にかけての時期に植え付けを行うとよいでしょう。 種をまく前に、事前に種子をまず水に浸して膨らませておきます。その膨らんだ種子を鉢やプランターに植え付けましょう。 植え替えに最適なタイミングは、発芽後、苗木が成長し根が鉢いっぱいに広がった時です。 植え替えの際には根を傷つけないように注意し、新しい鉢に移植しましょう。その後、十分な水やりと肥料を与えて、成長を促します。 クロヨナは種子を収穫することができます。果実が熟する秋から冬にかけて収穫しましょう。果実が熟すと外皮が割れて種子が露出するため、そのタイミングで収穫を行います。収穫した種子は、油や肥料として利用できます。

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増やし方

クロヨナ(Pongamia pinnata)の繫殖方法・増やし方として最適なのは、挿し木です。挿し木による繁殖では親植物と同じ性質を持つ個体が得られるため、品質の均一性が保たれるからです。種子播種や実生苗の移植も繁殖方法としては有効ですが、挿し木に比べて成長が遅く親植物と同じ性質を持つ個体が得られる保証がありません。 挿し木の手順としては、まず、春から夏にかけて健康な枝を選び、約10〜15cmの長さに切り取りましょう。切り口を斜めにすることで、水分の吸収が良くなります。次に、下部の葉を取り除き上部の葉を半分に切ります。挿し木用の土に挿し、水を十分に与えてください。挿し木が根付くまで、湿度を保ち直射日光を避けるようにしましょう。

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病害虫対策

クロヨナは、とくにカイガラムシ、アブラムシ、コナガ類などの害虫が発生しやすいです。これらの病害虫にが十分注意を払い生育を行いましょう。 また、根腐れ病や萎凋病が発生することがあります。これらの病気は根や茎に影響を与え、最悪の場合、枯死に至らせます。 病害虫の発生を防ぐ方法として、まず適切な栽培環境を整えておくことが最適です。適切な水分管理や施肥、日当たりの確保など、植物が健康に育つ環境を作ることで、病害虫の発生リスクを低減できます。 もし、害虫の発生が確認された場合は、早期に手で取り除く、殺虫剤を使用するなどして害虫を払うようにしてください。 また病気になった場合は、感染を全体に広げないために、感染部分を速やかに取り除く、抗菌剤を使用するなどの対策を行いましょう。

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クロヨナ(黒ヨナ) (Pongamia pinnata)の分布地図

分布・生息地

クロヨナ(黒ヨナ) (Pongamia pinnata)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
なし

クロヨナは、人体に対する毒性がほとんど報告されていない植物です。しかし、カルバモイドという成分を種子に含んでおり、この成分を過剰摂取してしまうと、嘔吐や下痢などの症状が現れることがあります。薬用植物として育てられていた実績もありますが、過剰な摂取は体に毒となります。摂取する際は、適切な量を守るようにしてください。 また、クロヨナの種子油は、抗菌、抗真菌、抗炎症作用があり、皮膚病やリウマチの治療に使用されることがあります。この油は、マッサージオイルや石鹸、化粧品などにも利用されています。 先述したように、クロヨナの葉や樹皮は、伝統的な民間薬として、熱を下げる効果や消炎作用があるとされてきました。ただし、これらの効果は現代医学での効果が確認されているわけではありません。クロヨナを摂取する際は、事前に医療機関等へ確認しておくとよいでしょう。

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犬や猫への影響

クロヨナの種子は毒性が強く、犬や猫が誤って食べると、嘔吐、下痢、脱力感、過呼吸、瞳孔の散大、昏睡などの症状を起こす可能性があります。クロヨナの毒は、消化器系や神経系に影響を及ぼす恐れがあります。重篤な場合には、肝臓や腎臓に損傷を与えることがあり、最悪の場合は死に至ることもあります。 クロヨナの苗や種を購入する際には、犬や猫が容易にアクセスできない場所に保管し、誤食のリスクを最小限に抑えてください。 また、クロヨナの葉や茎にも若干の毒性があるとされていますが、種子ほどの強い毒性はありません。しかし、念のため、犬や猫が触れる範囲には植えないように注意してください。

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クロヨナ(黒ヨナ) (Pongamia pinnata)のQ&A

  • クロヨナの種子の発芽条件は何でしょうか?

  • クロヨナの種子の特徴とは何でしょうか?

  • クロヨナのおすすめの選び方はありますか?