マツ科の常緑針葉樹であるリュウキュウマツは、日本の固有種です。 沖縄県が原産なので沖縄県の旧称である「琉球」からその名前がつきました。 リュウキュウマツの形状や葉などの特徴は以下の通りです。 ・形状 成長すると高さが20メートル以上にもなります。 幹は直立しており、枝は水平に広がります。 ・葉 針状で長さは8~15センチ。色は深緑色で対生しています。 ・花 春に雄花が黄色で、雌花が紫色の花を咲かせます。 そして、秋には中に種子が含まれている松かさをつけます。 沖縄県の県木に指定されているリュウキュウマツは、乾燥に強く育てやすい樹木です。特に風通しの良い場所で育てると良いでしょう。 リュウキュウマツはその美しい姿から風景樹として利用されていますし、建築材や家具御材料としても利用されています。 リュウキュウマツは多様な利用方法を持つ、利用価値の高い植物と言えるでしょう。
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