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アカマツ(赤松) (Pinus densiflora)-i
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アカマツ(赤松)

別名
メマツ,メマツ(女松),ミツバアカマツ,ミツバアカマツ(三葉赤松)
学名
Pinus densiflora

基本情報

マツ Pinus アカマツ(赤松)
Pinaceae > Pinus > Pinus densiflora
92%
完成度

植物図鑑の完成にご協力ください。TERRARIUMは世界中のみんなと完成させる植物図鑑サービスです。 現在、アカマツ(赤松) (Pinus densiflora)の図鑑ページの完成度は92%です。投稿方法など詳しくはこちらをご覧ください。

  • 高木
草丈・樹高
2000cm ~ 2700cm
花の色
    葉の色
    開花時期
    5月
    日当たり
    日向
    耐寒性ゾーン
    6
    耐寒性
    強い
    耐暑性
    普通
    原産地
    日本, 朝鮮半島, 中国
    成長速度
    普通

    アカマツ(赤松) (Pinus densiflora)の特徴

    概要

    アカマツ(Pinus densiflora)という名は、樹皮が赤みを帯びているのが由来です。学名に付いている、densifloraは、「密集した花」という意味で、同じく見た目から由来していると言えます。 アカマツは、日本の森林資源を担っている樹木のため、広く植林されています。また、成長が速く、寒さにも強いことから、日本の森林の中でも寒冷地でよく見かけます。土壌の浅い場所や痩せた土地でも生育可能です。 また、アカマツは、日本の風土に深く根ざしているとも言え、日本の文化や歴史に関わりの深い樹木です。一例を挙げると、日本庭園や神社仏閣の景観に欠かせない存在であり、アカマツの葉を用いたお茶や料理もあるほどです。 さらに、見た目の美しさや利用のしやすさから、日本を代表する樹木とも言えるでしょう。 アカマツ(Pinus densiflora)は、日本に広く分布しています。また、天然分布は、赤道直下のインドネシアから、北はロシアやカナダの北極圏に至り、約100種が北半球の各地域です。高さは10〜25メートルの常緑高木で、幹は赤褐色で亀甲状に割れ目が入り、鱗片状に剥がれます。しかし、アカマツはマツ枯れ病による死滅が多く、問題となっています。 アカマツ(赤松)は、日本の自然や文化に深く関わっており、その保全や利用が重要です。建築材料としても使用されており、日本の伝統的な建築物にも使用されています。さらに、日本の高級食材である松茸が根元にのみ生えるため、アカマツの森は大切にされています。

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    花言葉

    アカマツ(Pinus densiflora)は、「不老長寿・同情・哀れみ・慈悲」といった花言葉を持っています。アカマツは、松のなかでも代表的な存在となっており、松と同じ花言葉です。 花言葉の1つである「不老長寿」は、アカマツの樹齢の長さが由来として考えられるでしょう。また、「同情・哀れみ・慈悲」といった花言葉は、アカマツの見た目のよさや、長い時を生き続けるさまに由来しています。

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    アカマツ(赤松) (Pinus densiflora)の栽培時期・カレンダー

    栽培時期・カレンダー

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    アカマツ(赤松) (Pinus densiflora)の育て方

    水やり

    アカマツ(Pinus densiflora)は、植え付け後の初年度では、乾燥に注意して、十分な水を与えることが大切です。 ある程度成長したら感想に強くなるため、特別水やりの手間をかける必要はありません。ただし、長期間の乾燥によって、葉が萎れることがあるため、夏場には、乾燥に注意して、十分な水を与えましょう。

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    土壌・肥料の管理

    アカマツ(Pinus densiflora)は、やせた土壌でも生育できるため、北半球を中心に広く世界に分布します。 アカマツの肥料に必要な成分として、窒素、リン、カリウムがあり、窒素は、アカマツの成長のために、リンは、根の成長や花芽の形成に必要です。カリウムは、耐寒性向上に繋がります。 アンモニア態の窒素源を利用すると全窒素含有率が増加することから、好アンモニア性植物と示唆されており、一部研究では、窒素利用効率が高いことが報告されています。 また、肥料は肥料メーカーから購入することができますが、自家製の肥料として、堆肥や鶏糞などを使用することも可能です。ただし、肥料の与えすぎには注意が必要であり、肥料の種類や量を調整することが重要と言えるでしょう。 肥料を与えるタイミングは、春と秋が適しています。春には、成長期の始まりに合わせて、窒素を多めに与えることが効果的です。秋には、冬期の準備として、リンやカリウムを多めに与えるとよいでしょう。

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    日当たり・気温の管理

    アカマツ(Pinus densiflora)は、寒さや暑さに比較的強い樹種です。 10℃以上の年間平均気温であるとしっかりと成長し、最低気温が-20℃以下になると生育が困難になります。また、アカマツは、夏季の高温多湿に弱く、病害虫による被害が多いです。 アカマツの適応範囲は広く、気温や湿度に対する耐性が高いことから、さまざまな環境で見られます。しかし、過酷な気象条件下では生育が難しくなることもありますので、植栽する際は適切な環境を選んでください。 また、標高が低い場所から高い場所まで生育しますが、標高が高くなるにつれて生育が遅くなります。これは、高標高地では気温が低く、成長に適した環境が限られるためでしょう。 アカマツ(Pinus densiflora)は、夏越しと冬越しの両方に対応可能です。 夏越しには、アカマツは水遣りの頻度を状況に応じて調整する必要があり、完全に乾燥している場合や水浸しの場合、水遣りの頻度を調整する必要があります。また、茶色に変色した枝と葉を剪定して、新しい葉が生えるようにすることも重要です。 冬越しには、アカマツは寒さに強いため、特別な対策は必要ありません。ただし、強風や積雪による枝の折れやすさには注意が必要です。また、アカマツは、春先に剪定することで、新芽を育てることができます。 アカマツ(Pinus densiflora)は、日当たりの良い場所を好み、適切な日照時間は1日6時間以上です。 日光が十分に当たらないと、成長が遅くなることがあり、反対に日差しが強すぎる場合は、葉焼けを防ぐために若い樹木には日よけを設置するのが理想的です。 また、鉢植えのアカマツについては、ベランダや庭先に置くのがおすすめで、風通しが良く日光が十分にあたる場所を選んでください。ただし、日中の猛暑には注意が必要です。 成長に適した日照量や日当たりの環境を整えることで、アカマツはより健康的に育ちます。

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    アカマツ(赤松) (Pinus densiflora)の上級者向け育て方

    剪定の方法

    アカマツ(Pinus densiflora)冬季に剪定が必要で、樹形を整えることで、日光や風通しを良くし、成長を促進させることが目的です。 枝は、芽が出る部分の上を切ることが重要で、大きな枝を切る場合は、切り口が大きくならないよう、2回に分けて切りましょう。剪定した枝は、切り口から病気が入らないように、切り口に樹脂を塗ることが推奨されます。 切り戻しは、成長しすぎた枝を切り落とすことですが、剪定と同様に、樹形を整え健康な成長を促すために行われます。切り戻しは、春先に行われることが一般的です。 また、剪定・切り戻しは、成長期に行うことが推奨されます。また、剪定・切り戻しを行う際には、専用の剪定鋏の刃を消毒して使用することが重要なため、安全に注意して作業を行いましょう。

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    鉢植えの方法

    アカマツ(Pinus densiflora)を植え付けす際は、まずはじめに苗木を植える場所に穴を掘り、根を傷つけないように行います。植え付けが完了したら、十分な水を与えて、根が張るまで十分に管理します。 アカマツでは、苗木が成長しすぎた場合に植え替えが行われるのが一般的で、実施するタイミングは、春または秋の涼しい時期が適しています。植え替え前の準備として、根に傷がつかないように慎重に切り戻し、新しい鉢に植え替えておくとよいでしょう。植え替えたあとも管理を続ける必要があり、根がはるまでは水分を与えることが重要です。 アカマツは、樹木そのものを収穫することはなく、主に果実である松かさ、いわゆる松ぼっくりを収穫することになります。収穫時期が主に秋から冬にかけてです。収穫した松ぼっくりは、乾燥させることで種子を取り出すことができます。取り出した種子は、春になると発芽するため、新しい苗木となります。

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    増やし方

    アカマツ(Pinus densiflora)の一般的な繁殖方法としては、種子を用いられます。収穫した松ぼっくりから種を手に入れることで、春に発芽させることが可能です。 挿し木でも繁殖させることができ、成長した木から取った枝を用います。春の時期に枝を採取し、葉をきれいに取り除いたあと、下部の葉腋、つまり葉がつく茎が交わりまたとなった部分から2〜3cmの長さに切り取りましょう。その後、土に挿して、湿度を保つことで成長します。 他にも接ぎ木という方法があります。この方法では、成長した木から採取した枝を利用します。枝は、春に取るのが最適で、下部を切り取り、切り口を斜めに切り込みを入れましょう。その後、別の木の枝に切り込みを入れ、2つの枝を合わせます。 株分けは、成長したアカマツの根元から新しい苗木を作る方法です。春に、成長した木を掘り起こし、根を切り分け、新しい苗木を植えるための準備をします。

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    病害虫対策

    アカマツ(Pinus densiflora)病害虫が発生するケースがあり、例えば、食害の原因となるカミキリムシがいます。カミキリムシは、侵入性害虫としてしていされており、堅木に甚大な被害を与えることも少なくありません。また、クイナと呼ばれる鳥類も食害を起こすきっかけとなり、アカマツの幹や実を食べ、成長を妨げます。 病気としては、アカマツ材枯病があり、幹や枝に発生して成長を阻害します。また、アカマツ松くい虫病も、幹や枝に発生し、成長を妨げます。 具体的な対策方法として、カミキリムシに対しては、イミダクロプリドを含む殺虫剤をクイナに対しては、アカマツ林の管理が重要です。アカマツ林の管理方法としては、クイナが嫌うハリアシバチの飼育が含まれます。アカマツ材枯病に対しては、感染した部分を切り取ったり、アカマツ松くい虫病に対しては、適切な肥料を与えるなどの対策ができるでしょう。

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    アカマツ(赤松) (Pinus densiflora)の分布地図

    分布・生息地

    アカマツ(赤松) (Pinus densiflora)の毒性

    人や動物への健康効果

    edible
    不可
    毒性
    なし

    アカマツ(Pinus densiflora)は、人体への毒性は確認されていませんが、アカマツによる花粉症が考えられるため注意が必要です。 また、針葉樹林であるアカマツは、ダニが生息している可能性があります。このダニは、アカマツの葉の表面にも生息しているため、アカマツ林に近づきアレルギー症状が起こった事例もあります。 一方で、薬用植物としても活用され、樹皮からは抗酸化物質や抗炎症物質が抽出されます。しかし、これらの効果に関して確定的な結論はなく、まだ研究が進んでいる段階です。

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    犬や猫への影響

    アカマツ(Pinus densiflora)に含まれるピノスマンチンという成分は、犬や猫に悪影響を与える可能性があります。 具体的な症状として、嘔吐、下痢、食欲不振、腎臓障害、肝臓障害、神経症状などがあり、摂取量や動物の体重によって重症度は異なると考えられます。また、人間への被害と同様に、アカマツの花粉が、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。 犬や猫がアカマツを飲み込んだ場合は、早急な獣医師への相談が必要で、症状によっては、治療が必要となる場合があります。 アカマツの成分であるピノスマンチンを犬や猫が摂取した場合の致死量は、体重1キログラムあたり0.5グラムです。ただし、個体差や体調によっても異なります。 アカマツが生えている場所での散歩や遊びをする際には注意してください。

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    アカマツ(赤松) (Pinus densiflora)のQ&A

    • アカマツは木材としてどのように利用される?

    • アカマツ(赤松)の選び方

    • アカマツとクロマツの違い・見分け方は?