アイ(Persicaria tinctoria)の名前の由来は、古代日本で染料として利用されたことから来ています。原産地は、日本をはじめとする東アジアです。 その実から抽出される青色の染料は「藍色」(あいいろ)と呼ばれ、日本の伝統的な染色技術である「藍染」に使用されています。その美しい色と染料としての利用価値から、日本の文化や歴史に深く関わっている植物です。 夏から秋にかけて白い花を咲かせ、高さは1m程度に成長します。葉は長楕円形で、全体にざらつきがあり、茎は直立し、節から根を出して増えるのが特徴です。 湿った土地を好み、耐寒性が強いので、日本の各地で栽培できますが、一度植えると増えやすいため、管理には注意してください。
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