パンギノキは、南東アジア原産の植物で、「Pangium edule」という学名を持ちます。その名前の由来はマレー語の「pangi」で、その実が食べられることから「edule」がつけられました。 パンギノキは、10m以上の大きさに成長します。その葉の幅は15~25cm、そして長さは30~70cmと大きく、深緑色で光沢があります。花は直径2.5cmほどの大きさで黄色をしており、花期は5~6月頃です。 また、パンギノキの実の長さも10~15cm、幅は7~10cmと大きく、成熟すると黒褐色になります。しかし、実は生で食べると毒性があるので、食用にする前には処理を十分に行う必要があります。そのため、育てる際には注意が必要です。 そしてパンギノキは、熱帯雨林の下層で育つ植物なので、日本では温室の中での栽培が向いています。耐寒性は弱いため、冬季の寒さには注意しなければなりません。
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