タケニグサ(Macleaya cordata)は、過去に中国や日本で薬用の植物として活用されていたようです。 タケニグサ(Macleaya cordata)は、日本を含むアジア地域を原産とし、日本の北海道から九州、中国や朝鮮半島、ロシア東部にも分布しています。 茎は直立しており、高さは1.5〜2mに達する植物で、葉の表面は緑色、裏面は白色です。葉は大型で、直径が30cmにもなることがあり、形は心臓形で、縁には鋸歯があります。 夏から秋にかけて、直径が5cm程度の白色、または淡いピンク色の花を咲かせます。花弁は4枚あり、中心には黄色い雄しべがあるのが特徴です。花序は円錐形で、長さは30cmにもなります。 タケニグサは、花が美しいため庭園や公園などで観賞用に栽培されるほか、薬用に栽培されることもある植物です。
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