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ヒメモチ(姫黐) (Ilex leucoclada)-i
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ヒメモチ(姫黐)

別名
ホソバヒメモチ
学名
Ilex leucoclada

基本情報

モチノキ Ilex ヒメモチ(姫黐)
Aquifoliaceae > Ilex > Ilex leucoclada
83%
完成度

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  • 広葉樹
  • 低木
  • 高木
草丈・樹高
300cm ~ 600cm
花の色
葉の色
開花時期
4月
日当たり
半日陰
耐寒性ゾーン
6
耐寒性
強い
耐暑性
普通
原産地
日本
成長速度
普通

ヒメモチ(姫黐) (Ilex leucoclada)の特徴

概要

ヒメモチ(学名:Ilex leucoclada)は日本の固有種です。主に本州の関東地方以西、四国、九州に分布しています。 葉がモチノキに似ていますが、サイズがより小さいことから「ヒメ(姫=小さい)モチ」と名付けられました。 樹高は3-5m程に成長します。葉は対生し、楕円形から長楕円形の形で、先端は尖り、縁には鋸歯があるのが特徴です。葉は濃い緑色で、光沢があります。 春から初夏にかけて白い小花を咲かせたあと、秋から冬にかけて直径1cm程度の赤い実をつけます。 その種子は鳥類の食物となり、散布されます。 耐陰性があり、湿った土壌を好むため、庭木や生け垣としての人気が高い植物です。 鮮やかな赤色の実をつけるので、冬の季節に彩りを添えられます。 耐寒性があり、病害虫にも強いため、初心者でも手軽に育てられるでしょう。 ですが、成長が遅いので、大きな木になるまでにはたくさんの時間を要します。

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花言葉

ヒメモチは、「忍耐」や「我慢強さ」の花言葉を持っています。 厳しい冬の寒さにも耐えて緑を保ち、春になると白い花を咲かせる美しい姿が由来となっているようです。 また、12月16日の誕生花にもなっています。 風水では、邪気を払う効果があるとされており、ヒメモチを飾ることで家庭の安寧を保つとされます。

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ヒメモチ(姫黐) (Ilex leucoclada)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

ヒメモチ(Ilex leucoclada)は、日本の冬季に開花します。11月から2月にかけて最も見頃を迎えます。 種子から育てる場合、開花までに数年かかります。 開花の時間帯は特に決まっていません。日中でも夜間でも花を楽しむことができるでしょう。 適度な水分と日当たりを確保したり乾燥から守ることで、花を長く咲かせることができます。

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ヒメモチ(姫黐) (Ilex leucoclada)の育て方

水やり

ヒメモチは、適度な湿度を好む植物なので、夏場は特に乾燥しやすい季節のため、1週間に2回程度の水やりを行いましょう。水は鉢の底からしっかりと流れ出るよう与え、土が湿っている状態を保ってください。 冬季は乾燥が進みにくい季節なので、1週間に1回程度の水やりで十分でしょう。 土壌が乾燥しすぎないよう指などで確認し、水やりの頻度を見直してください。 排水性の良い土を好むため、水はけの良い環境を保ちましょう。

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土壌・肥料の管理

ヒメモチは、やや酸性から中性の土壌が適しています。 腐葉土や赤玉土を混ぜたものが良いでしょう。 湿度を好むので、乾燥に注意しつつ水はけの良い土壌を保つことがポイントです。 肥料は春と秋に与えます。 特に春は新芽が出る時期なので、多めに施してください。 過剰に与えると根が傷む可能性があるので、量は植物の大きさに応じて調整しましょう。

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日当たり・気温の管理

ヒメモチ(Ilex leucoclada)は日当たりを好むので、日照量が多い場所でよく生育します。 ですが強い直射日光は苦手なので避け、半日陰の場所に置くのが良いでしょう。 耐寒性があり、寒冷地でも生育ができますが、霜や雪が降るような極端な低温の場合は保護をしてください。 耐暑性については低く、高温多湿の環境を苦手です。 夏季の直射日光は避けて、風通しの良い場所に置くことで健康を保てるでしょう。 1日あたり4-6時間程度の日光時間がよく成長を見せます。これ以上は葉焼けを引き起こすことがあります。

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ヒメモチ(姫黐) (Ilex leucoclada)の上級者向け育て方

剪定の方法

ヒメモチの美しい形状を保つために、剪定や切り戻しを行いましょう。 枝が密集しすぎて風通しが悪くなったり、形が乱れた場合に行ってください。 春の新芽が出る前、2月から3月にかけての時期にすることで、新芽が出やすくなります。 剪定の手順は、密集しすぎている部分を中心に切り戻しましょう。 次に、長すぎる枝や乱れている枝を切り、枝の形状を整えます。 剪定後は、切り口が乾燥しないように注意してください。 よりよい成長のため、剪定後の枝の成長を観察し、必要に応じて再度剪定を行いましょう。

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鉢植えの方法

ヒメモチ(Ilex leucoclada)は、鉢植えでも育てられます。 鉢植えにする場合、春から初夏にかけてに植えつけましょう。 まず、鉢の底に底石を敷いて、その上に排水性の高い腐葉土や赤玉土などの土を入れます。 その中に苗を置き、周囲を土で覆ってしっかりと固定してください。 植え替えは、新芽が出る前の春に行いましょう。 鉢から株を取り出し、一回り大きい鉢に新しい土で植え直してください。 寄せ植えにする場合は、同じように耐寒性があり、同じような水分条件を好む植物と一緒に植えましょう。

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増やし方

ヒメモチは、主に種まきと挿し木で繁殖させます。 種まきをする場合は、秋に収穫した実から種を取り出して冷蔵庫で2~3ヶ月冷蔵し、春になったらまきます。 ですが種まきは発芽率が低く時間もかかるので、挿し木がより確実な方法でしょう。 挿し木は、夏に新芽が成長し硬くなった枝を切り取って、水や土に挿し根を出す繁殖方法です。 こちらの方が繁殖が早いうえ、親樹と同じ性質の樹が育つのでおすすめです。 挿し木の際は、乾燥や寒さに気を付けで、適切な湿度と温度管理が必要になります。

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病害虫対策

ヒメモチは、モチノキハダニ類による被害が多い植物です。 葉を食害するので、葉が黄色く変色したり落葉の原因になります。 黒星病にも感染しやすい植物です。 葉に黒い斑点を作り、最後には葉が枯れてしまいます。 定期的な観察と早期の対策で病害虫を予防しましょう。 ダニが見つかったらすぐに殺虫剤をまき、黒星病の場合は感染部分をすぐに取り除き、殺菌剤を使用してください。 適切な水やりと日当たりなどの管理で植物の健康を維持することで、病害虫の発生を抑えることもできます。

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ヒメモチ(姫黐) (Ilex leucoclada)の分布地図

分布・生息地

ヒメモチ(姫黐) (Ilex leucoclada)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
なし

NO DATA

犬や猫への影響

NO DATA