マルバユーカリ(Eucalyptus pulverulenta)はオーストラリア原産のユーカリ科に属する常緑樹です。灰色の樹皮が特徴的な植物で、高さは最終的に4〜5mに達し、幹は直立しています。 葉は円形で、若い葉は銀白色の粉をまとったような見た目をしています。成熟すると葉が長楕円形になることも、この植物の特徴の一つです。 花は蜜源植物であり、蜜蜂や鳥によって受粉されることで花を咲かせることが多いです。また、花期は春から初夏で、白い小花が集まった花序を咲かせるでしょう。 マルバユーカリは、庭木や生け垣として利用されるほか、花束やドライフラワーにも使われることがあり、観賞価値が高い植物とされています。 マルバユーカリは、オーストラリア大陸の固有種であることから、その起源はオーストラリアにあると考えられます。 また、マルバユーカリは、葉が銀色に見えることや、標高の高い山地に生育することから、「Silver-leaved Mountain Gum」という別名が付けられています。
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