ビワは中国南部を原産とする常緑高木の植物です。日本に古くから伝わっており、名前の由来は楽器の琵琶です。 ビワの木は10m以上成長します。光沢のある葉は大きく厚みがあり、冬に咲く花は香りが甘く、春には黄色い実をつけます。 耐寒性があり、日当たりと水はけのいい場所を好む植物です。また剪定により、形状を整えることも可能です。甘酸っぱいビワの実はビタミンCが多く健康に良いと言われています。また、ビワの葉は漢方薬としても使用されます。 日本全国で栽培されているビワですが、主要な産地は愛媛県です。様々な品種があり、例えば「大王」「長良」「豊水」です。それぞれの品種には特徴があります。 ビワはその美しい姿から詩歌で詠まれることもあり、日本の風土と深く結びついています。
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