コメヒシバは、アフリカの原産である多年生の草本植物です。学名はDigitaria radicosaで、別名をナヨメヒシバともいいます。 コメヒシバの名前の由来は、種子がコメに似ていることからきています。茎は細長く柔らかく、高さは30から60㎝ほどになります。葉は先がとがっており、縁には細かな鋸歯があります。 花は小さく白く、夏から秋にかけて穂状に咲きます。一つの花穂にはたくさんの花がつき、美しい景観をつくりだします。品種によっては、ピンク色や紫色の花をつけるものもあります。 コメヒシバは雑草と見なされることもありますが、美しい花から庭園や公園で観賞用に育てられることもあります。鳥の餌として種子が利用されることもあります。 日当たりのよい場所と水はけのよい土壌を好みます。水はけが悪いと育ちにくくなります。比較的育てやすい植物ですが、適切な管理が必要です。
0
0