ソテツ(Cycas revoluta)の原産地は日本の南部から琉球列島、そして中国南部にまで広がっており、シダ植物ではなく、シダ植物に似た見た目を持つ裸子植物の一種です。 古くから観賞用や庭木として利用されており、名前の由来はその硬い葉から、古代日本語で「草」を意味する「ソ」、「鉄」を意味する「テツ」と名付けられました。 高さ1-3m、直径20cmほどの太い幹から、長さ50-150cmの羽状複葉が放射状に広がっており、葉の色は深緑で、光沢があり、硬くて厚みがあります。 ソテツは雌雄異株で、雄花は30cmの円錐形、雌花は20cmの球形です。実は直径3-4cmの球形で、黄色から赤色に熟すときには非常に美しいですが、有毒なので注意してください。 ソテツは耐陰性があり、乾燥にも強く育てやすい植物と言えますが、寒さには弱いので、冬季の霜対策が必要です。
0
0