カツラ(学名:Cercidiphyllum japonicum)は中国と日本を原産地とする落葉高木で、その名前は葉の形が桂(カツラ)に似ていることに由来しています。 カツラは、20m以上の高さに成長する大きな木です。幹は直立し、枝は水平に広がっています。対生する葉は、秋には美しい黄色になり、焼き菓子のような独特の甘い香りを放ちます。そのため、カツラは「焼き菓子の木」とも呼ばれます。 春に咲く花は雌雄異株で、雌花は緑色、雄花は紅色です。しかし、小さく目立たない花よりも、葉の美しさや秋の紅葉、香りが評価されており、庭木や公園の樹木として親しまれています。 カツラは日当たりが良く湿度の高い場所を好む植物で、強風や塩害には耐性がないので、風通しの良い場所に植えるのがおすすめです。なお。育てやすさは中程度とされています。
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