アメリカエノキは北アメリカ原産の落葉樹です。学名はCeltisoccidentalisです。この植物は日本では馴染みが薄いですが、特徴があるので紹介します。 まず、アメリカエノキは別名がありません。花は小さく地味な緑色をしています。同じCeltis属には他の種もいますが、日本ではめったに目にすることはできません。 属名のCeltisはラテン語で「エノキ」の意味です。種小名occidentalisは「西の」を意味し、西洋に自生することを表しています。 実は直径1センチほどの小さな黒い果実です。鳥や動物のエサになります。成長すれば高さ20メートル以上に達する大きな木になります。 アメリカエノキは育てやすく、寒さや乾燥に強いので日本でも育ちやすいです。土壌を選ばず、環境の変化に適応できる丈夫な木です。
0
0