アメリカキササゲは、その名前からわかるようにアメリカ原産の植物です。10~20mほどの大きさに成長するので、広い空間を必要とします。 その目立つ形状から、庭木や公園の樹木によく利用されています。葉は深緑色で大きく、心形をしているのが特徴です。 花期は夏の初めで、白色の花を咲かせます。花は直径約5cmと大きく、黄色と紫の斑点が内側にあります。これらの色彩によって作り出される美しいコントラストは、見る者の目を引きつけることでしょう。 さらに、秋には約20~40cmほどの長さで細長い形をした実をつけます。この実が、木の名前「Catalpa」の由来になっていて、アメリカ先住民の言葉で「硬い木」を意味しているのです。 日当たりと水はけに優れた場所を好みますが、寒さにも強いので、割と育てやすいと言えるでしょう。ただし、大きく成長するため、植える場所を選ぶ際には気を付けなければなりません。 そして、美しい花と特徴ある形状から、庭木としての評価が高く、その上育てやすいため人気があります。
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