1. Home
  2. 図鑑
  3. チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)
チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)-i
チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)-i
チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)-i
チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)-i
チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)-i
チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)-i
チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)-i
チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)-i
チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)-i
チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)-i
チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)-i
チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)-i
チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)-i
チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)-i

チリマツ(智利松)

別名
ヨロイスギ
学名
Araucaria araucana

基本情報

ナンヨウスギ Araucaria チリマツ(智利松)
Araucariaceae > Araucaria > Araucaria araucana
83%
完成度

植物図鑑の完成にご協力ください。TERRARIUMは世界中のみんなと完成させる植物図鑑サービスです。 現在、チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)の図鑑ページの完成度は83%です。投稿方法など詳しくはこちらをご覧ください。

  • 高木
草丈・樹高
4000cm ~
花の色
    葉の色
    開花時期
    日当たり
    日向
    耐寒性ゾーン
    7
    耐寒性
    強い
    耐暑性
    普通
    原産地
    チリ、アルゼンチン
    成長速度
    遅い

    チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)の特徴

    概要

    チリマツ(Araucaria araucana)は、高さは最大で40mに達します。樹齢は1000年以上になることもあり、非常に長寿な樹木です。南米チリとアルゼンチンに自生する常緑針葉樹として知られています。 独特の形状を持っており、幹は太くて直立し、枝は水平に広がります。葉は厚くて硬い三角形で、表面は光沢があり、先端は鋭く尖っているのが特徴です。 チリマツは、雌雄異株であり、雄球果と雌球果が別々の個体につき、雄球果は長さ約10cm、雌球果は直径約15cmで、成熟すると重さが2-3kgにもなります。 チリマツの木材は、建築や家具製作に利用されることがありますが、その特徴的な形状から、特に庭園や公園などの景観植物として重宝されています。 チリマツの起源は古く、約2億年前の中生代にまでさかのぼります。この時代には、アラウカリア科の植物が広く分布していましたが、気候変動や大陸の移動によって分布が狭まり、現在では限られた地域にしか生息していません。 名前は、チリの先住民族であるアラウカニア人(Mapuche)から由来しています。この植物は彼らの文化に深く根ざしていました。そのため、チリマツはチリの国の象徴ともなっており、国章にも描かれています。

    トマター@札幌
      • 0

      • 0

    花言葉

    独特の形状を持ち、他の植物とは一線を画する姿から、チリマツの代表的な花言葉として「独創性」というものがあります。 その存在は大きく、贈り物として送れば、相手に独特の印象を与えることが出来るでしょう。 また、「変わらぬ愛」や「永遠の愛」も花言葉として知られていますが、これらは、チリマツが長寿であり、何世代にもわたって愛され続けることから生まれたと言われています。

    トマター@札幌
      • 0

      • 0

    チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)の栽培時期・カレンダー

    栽培時期・カレンダー

    NO DATA

    チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)の育て方

    水やり

    春から夏にかけての時期は、チリマツの成長期であるため、水分を多く必要とします。そのため、この時期は、土壌が乾かないようにして、たっぷりと水を与えるようにしましょう。この時期に水やりを欠かさず行うことで、より植物の成長を促すことが出来ます。 逆に、成長が鈍足になる秋から冬にかけての時期は、そこまで水分を必要としないため、根腐れを防ぐためにも水やりの頻度を抑えるようにしてください。水を与える目安としては土壌が乾燥してから2~3日後に水を与えるくらいで大丈夫です。 また、一年を通して、水を与える際は、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えるようにし、地植えの場合は、根元から少し離した位置に水をゆっくりと注ぎ、土壌が十分に湿るまで与えるようにしてください。 土壌の湿度については、チリマツは湿った土壌を好むため、乾燥に注意する必要があります。ただし、過湿になると根腐れの原因となるため、適度な湿度を保つことが重要です。

    トマター@札幌
      • 0

      • 0

    土壌・肥料の管理

    チリマツが好む土壌のpHは5.5~7.0のやや酸性から中性の範囲です。また、生育に最適な環境としては、排水性の良い砂質や粘土質の土壌になります。これらの土壌を生育の前にそろえておくことで、後の栽培が楽になってくるでしょう。 また、チリマツの成長期にあたる春から初夏にかけては、特に窒素、リン酸、カリウムをバランス良く含んだ有機肥料を与えるとよいでしょう。そうすることで、効率よく成長をうながすことができます。 肥料の与え方は、根元から少し離した位置に施すことが重要で、過剰な施肥は避けるようにしましょう。また、肥料の量は、樹高に応じて調整することが重要です。 肥料の頻度は、年に1~2回程度が適切で、春と秋に与えることが一般的ですが、植物の状態や土壌の状況によっては、適宜調整が必要となります。

    トマター@札幌
      • 0

      • 0

    日当たり・気温の管理

    チリマツの生育に最適な日照量は1日6時間以上です。日当たりの良い場所を好む植物であるため、日が当たらない環境に設置してしまうと、光合成がうまく行われず、成長が阻害されてしまいます。そうならないためにも、適度な日照時間が確保できる風通しのよく、日当たりの良い場所に設置するようにしてください。 また、強い日差しにも耐えられる植物ですが、若い樹木は日焼けを防ぐために遮光ネットを使用することが望ましいです。日差しが強すぎると、葉が焼けてしまうことがあります。 鉢植えのチリマツについては、日当たりの良いベランダや窓辺が最適な置き場所です。ただし、直射日光が強すぎる場合は、午後の日差しを避けるように配置しましょう。 チリマツの生育に最適な栽培温度は5℃から20℃です。この温度範囲内であれば、植物は健康な状態を維持できるため、病気や害虫に対しても強くなります。この温度内に抑えられるように気温の管理を行っていきましょう。 チリマツは、20℃までの低温にも耐えられるほどの耐寒性を持つ植物ではありますが、長期間の霜や氷には弱いため、寒冷地で生育を行う場合は、事前に霜除けを行えるようにしておくとよいでしょう。一方で、耐暑性にはあまり高くない植物であるため、30℃以上の高温になる環境で育てていく場合は、日陰などを作り、適切な温度を保てるようにしてください。 最適な気温を保つためには、チリマツを風通しの良い場所に植え、日照時間を十分に確保することが重要です。また、水はけの良い土壌を選び、適度な水分を保つことで、根腐れを防ぎながら最適な気温を維持することができます。 チリマツは耐暑性があまり高くない植物であるため、夏の間は、高温多湿にならないように、水はけのよい土壌で育て、風通しがよく、日当たりの良い場所に設置するようにしてください。 また、先述したように、耐寒性を持つ植物であるため、冬越しには特別な注意を必要としません。ただし、霜には弱いため、寒冷地で育てる場合は、乾燥している環境を避けて、室内などに入れて霜除けを行いましょう。土が乾いたら少量の水を与えて生育を続けてください。

    トマター@札幌
      • 0

      • 0

    チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)の上級者向け育て方

    剪定の方法

    チリマツは、剪定や切り戻しに関して注意が必要のない植物です。ただし、成長した枝が他の植物などに干渉してしまう場合や、枯れた枝を見つけた際には、切り戻しや選定を行うようにしてください。また、剪定を行う際には、適切な時期と適切な方法を押さえた上で行うようにしましょう。 切り戻しや剪定を行うのに最適な時期は、春から初夏にかけての時期とされています。この時期に行う理由としては、植物の成長が活発となっている時期であるため、剪定によるダメージが最小限に抑えられるからです。 剪定では、まず枯れた枝や病気にかかった枝を切り取り、形を整えます。切り口は、枝の付け根に近い部分で切ることが望ましいです。 また、チリマツは成長が遅いため、剪定や切り戻しを頻繁に行う必要はありません。適切な時期と手順で行えば、チリマツは美しい形を保ちながら成長していくことができます。

    トマター@札幌
      • 0

      • 0

    鉢植えの方法

    春から初夏にかけての時期が、植え付けに最適な時期とされています。また、植え付けを行う前に、種子を水に浸して1日ほどおくと、効率的に発芽を促すことが出来るので、やっておきましょう。 発芽後は、苗木の高さが10cm程度になったら、植え替えを行ってください。またその際は、根を傷つけないようにして、栄養分を多く含んだ土に植え替えるようにしましょう。 チリマツは成長が遅いため、収穫まで20年以上の時間が必要とされています。非常に長い期間をかけて生育を行う必要があるため、気長に待つとよいでしょう。 収穫時期は、秋から冬にかけてで、果実が熟した状態で収穫しましょう。果実は、木から落ちる前に手で摘むか、落ちたものを拾って収穫することができます。ただし、チリマツの果実は大きく重いため、収穫時には十分な注意が必要です。

    トマター@札幌
      • 0

      • 0

    増やし方

    植物には、さまざまな繁殖方法がありますが、チリマツは受粉後に球果を形成し、その中に多数の種子を含むため、種子をまいて繁殖をさせる方法が最も効果的とされています。また成長が遅いため、挿し木や株分けが繁殖に向いていないと言えるでしょう。 種子を蒔く際は以下の手順で行うようにしてください。 1. 球果が熟した時期(通常は秋)に、木から落ちた球果を拾い、種子を取り出します。 2. 取り出した種子を水に浸し、24時間ほど水分を吸わせます。 3. 水を切った種子を、培養土に蒔き、軽く土をかぶせます。 4. 適度な湿度と温度(20-25℃)を保ち、発芽を待ちます。発芽までの期間は約2週間から1ヶ月程度です。 なお、チリマツは耐寒性を持つ植物ではありますが、特に幼木のうちは霜に弱いため、霜が降りる前に室内に移動させるか、霜よけ対策を行ってください。

    トマター@札幌
      • 0

      • 0

    病害虫対策

    チリマツは基本的に、病害虫には強い植物とされていますが、いくつかの病害虫には弱いため、注意が必要です。 特に、根腐れ病や幹の腐敗を引き起こす「アルマジロ菌」(Armillaria spp.)に感染するケースが多いとされています。この病気は湿度が多い環境で起きる病気であるため、事前に水はけのよい環境へ入れて、湿度が高くなりすぎないようにすることが予防に効果的です。もし病気に感染してしまった場合は、速やかに感染した部分を取り除き、他の健康な部分まで浸食されないようにしてください。 また、害虫として「アラウカリアアザミウマ」(Phytophthora spp.)が問題視されることがあります。この害虫は、葉や枝に食害を与え、樹勢を弱めることがあるため、発生を抑えるために、適切な剪定や枯れ枝の除去を行い、樹木の健康を維持することが大切です。 他にも、「アラウカリアガ」(Agrotis spp.)という害虫に悩まされることがあります。アラウカリアガは、幼虫が樹皮を食害し、樹木の成長を阻害することがあります。アラウカリアガの発生を防ぐためには、幼虫が樹皮にアクセスしにくいように、樹木の周囲を整備し、適切な防虫対策を行うことが効果的です。

    トマター@札幌
      • 0

      • 0

    チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)の分布地図

    分布・生息地

    チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)の毒性

    人や動物への健康効果

    edible
    不可
    毒性
    なし

    チリマツは、人体に対する毒性がほとんどない植物とされています。 特に種子は、ビタミンEや食物繊維、ミネラル類が豊富で、抗酸化作用や便秘解消、骨や歯の健康維持に役立ちます。 種子は、ローストして食べることができますし、粉状にしてパンやケーキに加えることもできます。ただし、過剰摂取すると胃腸の不調を引き起こすことがあるので注意が必要です。

    トマター@札幌
      • 0

      • 0

    犬や猫への影響

    NO DATA

    チリマツ(智利松) (Araucaria araucana)のQ&A

    • チリマツはどこで販売されていますか?

    • チリマツのおすすめの選び方はありますか?