ヨーロッパハンノキは、ヨーロッパ原産の落葉高木です。最大で20メートル以上に成長します。樹皮は滑らかで、黒褐色をしています。 葉は卵形で、長さ5〜12センチメートル、先は尖っています。裏面は白く、粘着性があります。根粒菌と共生しており、土壌改良に役立つ窒素固定能力があります。 ヨーロッパハンノキは、ヨーロッパの湿地や河川敷など水辺に自生しています。花は雌雄同株で、黄色の長い円錐花序の雄花と、緑の短い円錐花序の雌花が咲きます。 3月から4月が花期で、風によって受粉します。実は翼果で、熟すと黒褐色になり、風によって散布されます。 公園や庭園に植えられることが多く、その美しい姿と緑の葉が特徴です。また、育てやすく、冬の寒さに強い樹木です。
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