インドネシアやマレーシアなどの熱帯地域が原産のナンバンアカアズキは、大型の樹木です。この木は高さが10メートル程度まで成長し、特徴的な葉と鮮やかな赤い花を咲かせます。またパラダイスフラワーともよばれます。美しい色合いの小さい花が集まって咲いているのが理由です。通常は赤い花を咲かせますが、稀に白い花も咲かせることもあります。 実は豆のような形で、成熟すると黒くなります。実の中には鮮やかな赤色の種子が入っており、これがナンバンアカアズキの名前の由来です。実は非常に硬く、すり潰して使われることもあります。 ナンバンアカアズキは、熱帯地域を代表する植物のひとつで、赤く美しい花や赤い種子を持つため、観賞用として栽培されています。さらに、種子は伝統的なアクセサリーに使われることもあります。 日当たりの良い場所で水やりを行えば、比較的育てやすい植物です。また、種子を植えることで増やすこともできます。 ナンバンアカアズキは、美しさと育てやすさから人気の植物で、熱帯地域の庭園や公園で人々を楽しませています。
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