ソウシジュ(学名:Acacia confusa)は、台湾を代表する植物の一つです。この植物は台湾原産で、別名をタイワンアカシア、タイワンゴウカンともいいます。 ソウシジュは、高さ15メートルにも達する樹木です。葉は細長く深緑色で、枝に対して互い違いにつきます。春から夏にかけて、小さな球形の黄色い花が咲き誇り、美しい花付きで知られています。 台湾をはじめ東南アジアの熱帯や亜熱帯地域に自生しています。台湾では、樹皮からタンニンを抽出するなど、様々な用途で利用されてきた歴史があります。 実は扁平な長楕円形で、黒褐色の種子を含みます。鳥や野生動物に食べられることで種子が散布され、新しい木が生まれます。 ソウシジュは育てやすいことでも知られ、日当たりと湿度があれば成長します。寒さにもある程度強く、冷涼な地域でも栽培可能です。 美しい花と葉、育てやすさから、庭木や街路樹として人気があります。木材は丈夫で、家具や建材にも使われています。
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