食品ロス(フードロス)に貢献できる!おすすめの格安通販サイト・アプリ10選

aki sato

食品ロスは、日本のみならず世界が抱える社会課題の1つです。食品ロスを減らすために、スーパーなどには並べることのできない食品を格安で購入することができる通販サイトが増えています。

食べチョク」や「ポケットマルシェ」といった農家直送の野菜を購入できる直販サイトから、日用品の取り扱いもしているサービスなど、特徴もさまざまです。

社会貢献にも繋がり、格安で食品を購入することができるため、利用を検討している人の中には「サイトが多すぎて違いがわからない」「定期購入ではなく都度購入ができるの?」「送料がかかるならスーパーで買った方が安い?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、おすすめの食品ロス格安サイトやアプリを10選紹介します。また、食品ロスの現状や、家庭でも簡単に取り組める食品ロス問題への取り組みなどについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること
  1. 編集部おすすめの格安食品ロス通販サイト10選
  2. ・食品ロス(フードロス)について
  3. ・家庭で簡単に取り組むことのできる食品ロス対策

【比較表】おすすめの食品ロス(フードロス)通販サイト・アプリ10選

ここでは、食品ロス削減を目的とした通販サイトやアプリ、マッチングサービスなど人気のサービスを10選比較して紹介します。

サービスのタイプ利用者数価格入会金・年会費対応エリア
直販サイト
(フードロス商品あり)
約70万人普通無料全国
直販サイト
(フードロス商品あり)
約63万人やや安い無料全国
フードロス削減通販サイト普通無料全国
(沖縄・一部離島は配送不可)
フードロス削減通販サイト約57万人やや安い無料全国
(沖縄・一部離島は配送不可)
フードロス削減プラットフォーム約39万人やや安い一般会員:不要
プレミアム会員:550円(税込)
全国
フードロス削減通販サイト普通全国
(沖縄・一部離島は配送不可)
通販サイト
(フードロス商品あり)
安い年会費
スタンダード:1560円(税込)
プレミアム:3960円(税込)
全国
フードロス削減アウトレットアプリ約500万人以上やや高い一般会員:不要
プレミアム会員:290円(税込)/月 2,800円(税込)/年
フードロス削減マッチングサービス約1万5,000人安い無料全国 
※販売者の判断により商品の販売エリアが
限定される可能性あり
エシカル・フードロス削減
プラットフォーム
普通無料全国

食品ロス削減の格安サイトって、こんなにあるの!?サービスのタイプも色々なんだね!

テラビット
テラビット

こちらの記事で詳しく解説しています。

格安で購入できる!おすすめの食品ロス通販サイト・アプリ10選

ここでは、格安で購入できるおすすめの通販サイトやアプリの特徴を詳しく紹介します。

食べチョク

TABECHOKU
※画像引用元:食べチョク公式サイト

食べチョクは、農家直送の新鮮な野菜や果物、肉や魚などをサイトで注文して、自宅に届く直販サイトです。

2011年の設立以来、農家や漁師などの生産者と直接取引し、生産者の収入向上や食の安全・安心に貢献しています。生産者と直接やり取りができることも魅力の1つです。

注文はスマートフォンやパソコンから簡単にでき、約70万人が利用していて知名度も高いサービスです。

運営会社株式会社ビビッドガーデン支払方法クレジットカード払い
コンビニ払い(ローソン・ミニストップ・ファミリーマート)
取扱商品野菜・肉・果物・卵・乳製品・はちみつ・魚介・お酒・お茶・調味料・米・穀類・加工品・花・植物注文方法都度購入もしくは定期便
入会金・年会費無料対応エリア全国
送料別途配送料がかかる公式サイトhttps://www.tabechoku.com/
食べチョクの特徴
  1. ・産地直送通販サイトNo.1
  2. ・生産者直送の野菜などの購入が可能
  3. ・生産者との直接取引きで食の安心安全にも貢献

食べチョクは、利用者も多くて知名度も高い産直サービスだよ!

テラビット
テラビット

こちらの記事で詳しく解説しています。

ポケットマルシェ

Pocket marche
※画像引用元:ポケットマルシェ公式サイト

ポケットマルシェは、農家直送の新鮮な野菜や果物、調味料、お菓子などを取り扱い、生産者との直接取引により、安心・安全で新鮮な食品を提供しています。

また、「コミュニティ」という機能が用意されており、生産者の現場から、日々の生産過程の様子旬のオススメ美味しい食べ方などが発信されているほか、購入者が生産者に感謝を伝えたりといった交流をすることができます。

ふるさと納税の返礼品として購入ができるのも特徴の1つです。

運営会社株式会社雨風太陽支払方法単品商品 ・クレジットカード払い
・atone 翌月払い(コンビニ/口座振替) 定期商品/予約商品/ふるさと納税商品 ・クレジットカード払い
取扱商品野菜・果物・米・穀類・お茶・魚介類・肉・卵・乳・はちみつ・加工食品・花・観葉植物注文方法都度購入
入会金・年会費無料対応エリア全国
送料商品による公式サイトhttps://poke-m.com/
ポケットマルシェの特徴
  1. ・産地直送で安心安全、新鮮な食品が届く
  2. ・コミュニティ機能で生産者と消費者が直接交流
  3. ・ふるさと納税ができる

コミュニティで生産者さん直伝の食べ方が知れるのは嬉しいね!ふるさと納税の返礼品で購入できるから節税もできちゃう!

テラビット
テラビット

こちらの記事で詳しく解説しています。

Otameshi(オタメシ)

Otameshi review Food loss reduction
※画像引用元:Otameshi公式サイト

Otameshi(オタメシ)は、食品ロス削減を目的とした通販サイトです。

賞味期限間近の商品や、パッケージが古いなどの理由で店頭で販売することができなくなってしまった商品を、定価よりも安い値段で購入することができます。

食品ロス削減に関心を持つ消費者にとって有用なツールであり、通常だったら廃棄される商品を手軽に購入できるため、節約にもつながります。

運営会社株式会社ネットプライス支払方法クレジット決済(VISA・MasterCard・JCB・American Express・Diners Club)
PayPay、Amazon Pay、LINE Pay
atone(翌月コンビニ後払い)
取扱商品食品(インスタント・レトルト食品、米・雑穀・シリアル、豆・穀類、調味料・油・ドレッシングなどの生鮮ではない食品)、スナック・お菓子、飲料、美容・健康、日用品、ペット用品注文方法都度購入
入会金・年会費無料対応エリア全国(沖縄・一部離島は配送不可)
送料 ー公式サイトhttps://www.otame4.jp/
Otameshi(オタメシ)の特徴
  1. ・食品ロス削減がサイトの目的
  2. ・店頭で販売できない訳あり商品を安く購入できる
  3. ・食品ロス削減に直接的に貢献したい方におすすめ

サイト名の通り、気軽に訳あり商品のお試しができそう!

テラビット
テラビット

こちらの記事で詳しく解説しています。

JuniJuni(ジュニジュニ)

※画像引用元:junijuni公式サイト

JuniJuniは、期限が間近な商品や、訳あって廃棄されてしまう商品をメーカー等から直接買い取りし、お手頃価格で消費者に販売をしているプラットフォームです。

飲食店が廃棄する食材を減らすことができ、消費者は手軽に格安で食品を入手することができるため、双方にとってメリットがあります。

また、提供される食品や食材が日々異なるため、消費者は新しい食材との出会いを楽しむことができます。食品のみならず、日用品などの取扱いもあることが特徴です。

運営会社株式会社ネットプライス支払方法クレジット決済(VISA/MASTER/DINERS/JCB/AMEX)
取扱商品食品(インスタント・レトルト食品、米・雑穀・シリアル、豆・穀類、調味料・油・ドレッシングなどの生鮮でない食品)、スナック・お菓子、飲料、美容・健康、日用品、ペット用品注文方法都度購入
入会金・年会費無料対応エリア全国(沖縄・一部離島は配送不可)
送料全国一律770円
お買い上げ合計金額が3,980円(税込)以上の場合は送料が無料
公式サイトhttps://www.junijuni.jp/
junijuni(ジュニジュニ)の特徴
  1. ・訳あり商品を直接メーカーから買い取って安価に販売
  2. ・食品だけではなく、日用品などの取り扱いもあるので便利
  3. ・東京ガスがスポンサーを務めている

食品だけじゃなくて日用品も売っているから利用しやすいよね!

テラビット
テラビット

こちらの記事で詳しく解説しています。

Kuradashi(クラダシ)

※画像引用元:Kuradashi公式サイト

Kuradashiは、食品卸売業者や食品メーカー、スーパーマーケットなどが、賞味期限の切れた商品をアプリに掲載し、消費者に提供することができるプラットフォームです。

また、最大の特徴は、食品ロス削減だけでなく、売上の一部は社会貢献団体に寄付される仕組みを導入していることです。

寄付先は医療関係団体や自然保護団体などで、食品ロス削減だけではなく、その他の社会課題の解決にも貢献することができます。

運営会社 株式会社クラダシ支払方法クレジットカード/各種決済サービス(Apple pay、Google pay、shop pay)
取扱商品農産物・生鮮・加工品を含む食料品、生活雑貨注文方法都度購入
入会金・年会費一般会員:不要
プレミアム会員:550円(税込)
対応エリア全国
送料配達エリアごとに異なる。プレミアム会員は全ての購入で送料無料公式サイトhttps://kuradashi.jp/
Kuradashiの特徴
  1. ・食品ロスの削減を目指して、メーカーと消費者を繋ぐプラットフォーム
  2. ・売上の一部は社会貢献団体に寄付される
  3. ・食品ロス問題だけではなく、医療関係団体などの支援にもつながる

食品ロスだけじゃなくて、他の社会課題にも貢献できるのは嬉しい!

テラビット
テラビット

こちらの記事で詳しく解説しています。

ロスヘル

※画像引用元:ロスヘル公式サイト

ロスヘルは、「規格外野菜」の宅配通販サービスです。規格外野菜とは、味には問題がないにも関わらず、傷がある、形が不揃い、等の理由で出荷することができず、廃棄されてしまう野菜のことです。

ロスヘルは全国各地から規格外野菜を集め、スーパーマーケットで販売されている30%以上安価な価格で消費者に販売しています。

「プラごみゼロへの取り組み」などの環境問題に取り組んでいることも大きな特徴の1つです。

運営会社エクネス株式会社支払方法クレジット決済
取扱商品野菜・果物注文方法定期配送
入会金・年会費 ー対応エリア全国 ※一部離島は配達不可
送料Sサイズ:330円
Mサイズ:385円
Lサイズ:550円
公式サイトhttps://losshelp.jp/
ロスヘルの特徴
  1. ・全国から集めた規格外野菜の通販サイト
  2. ・価格はスーパーの30%以上安価
  3. ・プラスチックごみをゼロにするといった環境問題にも取り組んでいる

規格外野菜って聞き慣れないけど、形がちょっといびつなだけで、美味しくて安いなら全然いいよね!

テラビット
テラビット

トクポチ

※画像引用元:トクポチ公式サイト

トクポチは、様々な食品をお得に購入できる通販サイトです。

トクポチの最大の特徴は全ての商品が定価より安く、最大無料で手に入ることです。サイトに掲載されてから月を重ねるごと(4週後)に一定の割引率で割引されていく仕組みを導入しています。

毎週月曜日に新商品が出ることや、全品10%OFFが強まることなどの取り組みもされています。

運営会社株式会社STRK支払方法クレジットカード(VISA・MASTER・JCB・AMEX)
キャリア決済
Apple Pay・Google Pay
コンビニ払い *準備中
ウォレット決済(PayPay)
取扱商品加工食品(缶詰、レトルト、飲料、お菓子&乾物、調味料、ペットフード、サプリメント、冷凍食品)注文方法都度購入
入会金・年会費年会費
スタンダード:1560円(税込)
プレミアム:3960円(税込)
対応エリア全国
送料エリアやサイズ・重量によって異なる公式サイトhttps://tokupochi.com/
トクポチの特徴
  1. ・全ての商品が定価より安く最大無料
  2. ・毎週月曜日に新商品が出る
  3. ・全品10%OFFが強まるなど、価格が全体的に安価

時間が経つと、商品が最大無料になるってすごい仕組みだね!

テラビット
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Let(レット)

※画像引用元:Let(レット)公式サイト

Let(レット)は、過剰在庫・大量廃棄・食品ロスを世の中から無くし、持続可能な社会の実現(SDGs)を目指すために運営されているアウトレットアプリです。

そのため、世の中の「もったいない」を活用して賢くショッピングをすることができます。

余った在庫、型落ち品、使わなかった新古品、処分したい中古品など「訳あり品」を売買することができます。

運営会社株式会社レット支払方法クレジット決済(VISA/Master/JCB/AMERICAN EXPRESS/Diners Club/Discover)
残高利用(出品者に摘要される)
ポイント利用
スマートフォンアプリご利用の場合:iOSではApple Pay決済/AndroidではGoogle Pay決済(パソコンでは使用不可)
取扱商品農産物・生鮮・加工品を含む食品、日用品、美容品、家電、アパレル、玩具、レジャー、家具、雑貨、DVD・CD等注文方法都度購入もしくは定期購入
入会金・年会費一般会員:不要
プレミアム会員:290円(税込)/月 2,800円(税込)/年
対応エリア商品により異なる
送料商品により異なる(プレミアム会員はポイントバック制度あり)公式サイトhttps://let.jp/apps/top/
Let(レット)の特徴
  1. ・食品はもちろん、その他の中古品などの訳あり品も売買可能
  2. ・食品ロスだけではなく、過剰在庫、大量廃棄の削減にも取り組む
  3. ・世の中のもったいないを循環させる仕組みを提供している

訳あり品の売買で「もったいない」を減らしたいね!

テラビット
テラビット

tabeloop(たべるーぷ)

※画像引用元:tabeloop公式サイト

tabeloopとは、食品を売りたい人と買いたい人をつなぐ「社会課題解決型」の新しいサービスです。

エシカル消費」や「食品ロス削減」をテーマとして産地直送のオーガニック野菜や果物、海産物、訳あり品などを販売しています。

また、購入代金の一部は、飢餓撲滅に貢献する団体に事務局が寄付するなど、食品ロスだけではない取り組みをしていることが特徴です。

運営会社バリュードライバーズ株式会社支払方法銀行振込
クレジット決済
取扱商品肉、魚介・シーフード、飲料、お米・パン、お菓子・スイーツ、果物・フルーツ、野菜、卵・乳製品、麺類、惣菜・加工品、調味料、酒類など注文方法都度注文
入会金・年会費無料対応エリア全国 ※販売者の判断により商品の販売エリアが限定される可能性がある
送料商品により異なる公式サイトhttps://tabeloop.me/
tabeloopの特徴
  1. ・食品の売り手と買い手をつなぐ社会解決型の通販サイト
  2. ・エシカル消費、食品ロス削減をテーマにオーガニック野菜、果物、海産物などを販売
  3. ・購入代金の一部は飢餓撲滅に貢献する団体に寄付

購入代金の一部が、飢餓撲滅に貢献する団体に寄付されるのはまさに社会解決型だね!

テラビット
テラビット

ロスゼロ

※画像引用元:ロスゼロ公式サイト

ロスゼロは、エシカルな消費スタイルを創造することで持続可能な社会を実現することを目指しているプラットフォームです。

規格外品過剰在庫を、美味しく食べられるうちにネットで販売するほか、未利用食材で作るアップサイクル食品の開発などを推進しています。

また、通販サイトの運営のみならず、SDGsや環境問題に関する情報発信や啓発活動・研修も進めています。

運営会社株式会社 ロスゼロ支払方法クレジット決済(VISA/MasterCard/JCB/AMERICAN EXPRESS/Diners Club)
オンライン決済(楽天ペイ)
取扱商品加工食品、スイーツ注文方法都度購入
入会金・年会費無料対応エリア全国
送料常温:760円〜1,800円
チルド:1,100円〜2,200円
ゆうパケット/クリックポスト(ポスト投函)の配送:全国送料一律350円(税込)
1配送先につき、合計10,000円(税抜)以上ご注文で、送料が0円になる。
※ 宅配便(常温)と同梱の場合は、高額購入割引特典が適用される。
※ チルド便商品は別送となるため、同時購入しても高額購入割引特典の適用外となる。
※ 沖縄・離島の方については、別途600円の送料が発生する。
公式サイトhttps://www.losszero.jp/
ロスゼロの特徴
  1. ・エシカルな消費スタイルを創造することで、持続可能な社会の実現を目指す
  2. ・未利用食材を利用したアップサイクル食品の開発もしている
  3. ・SDGsや環境問題に関する情報発信や研修も実施している

未利用食材を使ったアップサイクル食品の開発も気になる!

テラビット
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食品ロス(フードロス)とは

food loss

食品ロスとは、「食べられるのに廃棄されてしまう食品」のことです。これは、農作物や加工食品、加工済みのお惣菜やお弁当など、さまざまな形態で発生しています。

食べられるのに廃棄されてしまう食品

食品ロスが発生するのは、食べるには味や安全性に問題がないにも関わらず、賞味期限や食べ残しなどさまざまな理由で廃棄されてしまうからです。

食品ロスが発生する理由には、主に以下の要因が挙げられます。

食品の保存期限が切れたため

食品の保存期限が切れると、消費期限が過ぎたとして廃棄されることがあります。また、消費期限が切れていないとしても、消費期限に近づいた場合、商品として販売することが難しいため廃棄されることが多いです。

こちらの記事で詳しく解説しています。

食品の見た目が悪いため

食品の見た目に問題があると、商品価値が下がり、消費者に売れなくなるため出荷することが難しなる場合があります。

例えば、果物や野菜の形や色が不揃い、小さな傷があるなど、見た目が良くないと、市場での需要が減ってしまうため、廃棄されることがあります。

大量の生産や仕入れのため

大量に生産されることや、仕入れが過剰な場合、購入されない・消費されない食品が発生します。また、消費者の需要が予想よりも少ない場合、食品が余ってしまい、廃棄されることがあります。

日本の食品ロス率はとても高い

日本の食品ロス率は非常に高く、農林水産省によると、2020年度の日本の年間食品ロス量は522万トンでした。

この数値は、例年よりは減少傾向にありますが、国民1人当たりの食品ロス量は1日113グラムとなっており、茶碗約1杯分(約150グラム)のご飯に近い量にあたります。

食品ロスの発生元の内訳は、家庭から発生する「家庭系」が約247万トン、小売店の売れ残りや飲食店の食べ残しなどによる「事業系」が約275万トンでした。

新型コロナウイルスの影響で事業系からの食品ロスが減少したかもしれませんが、今後また外食需要などが回復すると、食品ロス率も上がると予測されます。


“引用:消費者庁食品ロスとは」”

こちらの記事で詳しく解説しています。

食品ロスの削減は節約にもつながる

食品ロスの削減は、食品の無駄を減らすことにつながります。

また、食品ロスを削減することで、資源の有効活用が促進され、地球環境の保全にもつながるのです。

お財布にも地球環境にもやさしいならば、食品ロス削減にぜひ取り組みたいですよね。実際に、食品ロス削減のための通販サイトは家計の大きな味方になる可能性が高いです。

毎日お茶碗1杯分の食べられる食材を捨ててるなんて、もったいない!家庭だけじゃなくて外食やスーパーでもたくさんの食品ロスが出ているんだね。

テラビット
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こちらの記事で詳しく解説しています。

なぜ食品ロス削減が必要とされているのか

SDGs(持続可能な開発目標)は、2030年を達成年とした世界共通の目標です。この国際目標は2015年に策定され、貧困や格差、環境問題などの課題に対する17のゴールで構成されています。

特にこのSDGsの中でも、目標2の飢餓撲滅や、目標12の持続可能な消費生産パターンの確立に対して、食品ロスの削減は大きく貢献するといえます。

二酸化炭素や埋め立てが減らせる

食品ロスは、飢餓問題に限らず、環境問題の解決にも寄与する可能性があります。

廃棄物処理に伴う二酸化炭素の排出や、埋め立て場所の不足などは、気候変動をはじめとする環境問題につながる要因の1つです。そのため、食品ロス削減は、地球環境の保全につながり、持続可能な未来の創出にも貢献します。

将来的な食糧不足の対策につながる

将来的には、世界的な人口の増加に伴い食糧需要が高まることが予想されています。最近では、昆虫食などの代替食の利用も検討されています。

しかし、食品ロスが多い現状を考えると、代替的な食品を探すよりも、まずは現状で無駄にされてしまっている食品を有効活用する必要があるとも考えられます。

言い換えれば、現状のままでは将来的に十分な食糧供給ができず、食糧不足が懸念されます。食品ロス削減は、将来的な食糧不足対策の一つとして期待されています。

食品ロス削減の取り組みは、地球の環境問題や食糧不足の解決につながるんだね!

テラビット
テラビット

こちらの記事で詳しく解説しています。

家庭でできる食品ロスの取り組み

「食品ロス削減」と聞くと、難しい印象を受けるかもしれませんが、家庭で気軽に取り組めることも多くあります。

食べ残し・買いすぎをなくす

食べ残しを減らすためには、1回分の食事の量を調整したり、余った食材を別の料理にアレンジしたりすることが有効です。

また、買いすぎを防ぐためには、食料のストックを把握し、必要な分だけ購入するように心がけることが重要です。買い物の前には、冷蔵庫の中身を確認し、買い物リストを作成してから出かけると安心です。

賞味期限が近いものから購入する

食品ロス削減のためには、スーパーやコンビニで、賞味期限が近いものから購入することも大切です。これにより、賞味期限が切れる前に食べることができ、販売店舗としても廃棄するべき食品を減らすことができます。


また、農林水産省は「てまえどり」を呼びかけています。これは、購入して「すぐに食べる」場合には、商品棚の手前にある商品等、販売期限の迫った商品を積極的に選ぶことを推奨している取り組みです。

“参考:環境省てまえどりダウンロードページ」”

長期保存ができるように工夫する

食品ロスを減らすためには、食材の長期保存ができるように工夫することが有効です。

例えば、野菜や果物は冷蔵庫に保存することで鮮度を保ち、食品ロスを減らすことができます。ジップロックなどで小分けに保存し冷凍しておくと食品ロス以外にも料理に使いやすく、便利です。

また、乾物や缶詰などの長期保存が可能な食品を常備しておくと、災害対策にもなるため安心です。

食品ロス通販やアプリを利用する

食品ロス削減のためには、前述で紹介したような食品ロス削減を目的とした通販サイトや、食品ロスを減らすためのレシピや、情報を提供しているアプリを利用することもおすすめです。

これにより、食品ロスを減らすだけでなく、節約や健康的な食生活の実現にもつながります。

こちらの記事で詳しく解説しています。

まとめ

食品ロスの通販サイトは数多くありますが、生産者が消費者に直接送ってくれる直販サイトや、フードロス商品のみを取り扱っているサイトやアプリ日用品まで販売しているプラットフォームなど、サービスにとって特徴が異なります。

しかし、一つ共通しているのは「まだ食べられる食品を無駄にしたくない」という想いです。食品ロスの削減に貢献することで、世界共通の目標であるSDGsや、環境問題の解決にもつながります。

新型コロナウイルスの影響や、社会的情勢の影響で家計の負担も増えているので、気軽に社会貢献ができる食品ロス通販サイトやアプリの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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編集者・ライター
TERRARIUM編集部です。SDGsや環境に関連するコラムをお届けします。
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