「カラー」は、南アフリカを原産とする植物で、湿地や水辺に自生しています。また、「Zantedeschia aethiopica」という学名で呼ばれています。 カラーは、その美しい花から、世界の至る所で観賞用として栽培されている植物です。花は白色をしていて、大きな特徴ある仏炎苞を持ち、その中に黄色い花柱が見えます。花の形がカラスの嘴に似ているため、「カラー」と名付けられました。 カラーは、1mほどの高さに成長して緑色の大きな葉を広げ、そして春から夏の初めの頃にやってくる花期には、一株からいくつもの花を咲かせます。また、カラーは球根植物で、冬の間は地上部が枯れても球根が生き残っていて、春が来ると再度芽を出します。 育てやすさについては、日が良く当たり水はけの良い環境を好み、また、耐寒性を持つため冬季でも霜に強いことが特徴です。ただし、乾燥には強くないので、夏季はこまめな水やりが必要です。
0
0