山岳地帯を中心に日本全国に自生しているヤマハゼは、別名のない有毒植物です。 葉の3枚の小葉には皮膚炎を引き起こす成分が含まれているため、触れるとかゆみや発疹の原因になります。花は小さく地味な色で、春から夏にかけ山林で咲き誇ります。 ヤマハゼにはいくつかの種類が存在していますが、品種名は知られていません。実もまた皮膚障害を起こす危険性があるので、絶対に口にしないように注意が必要です。 成長環境によって異なりますが、一般的に1メートルほどの低木です。日当たりと適度な水やりがあれば、育てやすい植物です。自然散策時には、美しさに魅了されずに触れないようにしましょう。
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