常緑低木のフェイジョアはブラジルやウルグアイなど南米の高地が原産で、寒さにも強い特性があります。 フェイジョアの名前は、19世紀のドイツの植物学者フェードリッヒ・ゼロウにちなんで付けられました。 フェイジョアの花びらは純白、花蕊は赤。そのコントラストが鮮やかで美しい植物です。 花は春から初夏にかけて咲き、その後は緑色の実がなります。 実は大きさが4~7センチで、グアバのような香りと味がします。 ビタミンCが豊富でそのビタミン量はオレンジの2~3倍あるとも言われています。 また、フェイジョアは皮も食べられますので、手軽に栄養を摂取できます。 フェイジョアは寒さに強く、日当たりと水はけの良い場所を好むため、比較的育てやすい植物と言えるでしょう。 また、剪定によって形状を整えることができますので、庭木としても人気があります。 フェイジョアには特に多くの品種はありませんが、一部では大きな実をつける品種が開発されています。
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