南米原産の常緑低木であるシコンノボタンは、その大輪の花びらが5枚に分かれた紫色の花を密集して咲かせることで知られています。花の直径は5から10センチメートルほどで、春から秋にかけて長期間見頃を楽しむことができるのが魅力です。 さらに、日当たりの良い場所で育てれば半日陰でも育つ丈夫な植物で、水はけの良い土壌を好むため、排水性に優れた土で育てるのがポイントです。旺盛な花付きを維持するためには、春から秋にかけて適切に肥料を施すことが大切です。 園芸品種としては大輪の紫色花のアルストンビルや小輪のピンク色花のジュールスなどがあり、屋外では庭先や公園などでその美しい花を見ることができます。 また、シコンノボタンの花言葉は「愛情」や「美」を意味していて、その美しさは心を癒してくれるでしょう。庭やベランダに植えて、四季折々の花で素敵な空間を演出することをおすすめします。
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