ベンガルヤハズカズラは、インドのベンガル地方原産のアカネ科のつる性常緑樹です。学名のgrandifloraは「大きな花」を意味し、花の美しさから観賞用として広く栽培されています。また、つる性で成長が早く、フェンスや壁などにはわせて育てるのがふつうです。 花は直径約7cm、花弁は5枚あり青紫色で中心部に黄色い模様があります。花の後に長さ約2cmのカプセル状の果実が実り、中に種子が多数できます。ただし、種子からの発芽は難しく、挿し木や株分けでの増やし方が一般的です。 ベンガルヤハズカズラは、日当たりと水はけの良い場所を好み、寒さには弱いため冬季は霜よけ対策が必要となります。 ベンガルヤハズカズラは美しく魅力的でガーデニングむきの植物ですが、繁殖力が旺盛なことから一部地域では外来種として問題視される場合もあるので、注意が必要です。
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