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ニガイチゴ(苦苺) (Rubus microphyllus)-i
ニガイチゴ(苦苺) (Rubus microphyllus)-i

ニガイチゴ(苦苺)

別名
ゴガツイチゴ
学名
Rubus microphyllus

基本情報

バラ Rubus ニガイチゴ(苦苺)
Rosaceae > Rubus > Rubus microphyllus
83%
完成度

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  • 低木
草丈・樹高
100cm ~
花の色
葉の色
開花時期
5月-6月
日当たり
日向
耐寒性ゾーン
6
耐寒性
やや強い
耐暑性
普通
原産地
日本
成長速度
普通

ニガイチゴ(苦苺) (Rubus microphyllus)の特徴

概要

ニガイチゴは日本原産の低木です。山岳地帯や森林の中で生育しています。葉は小さく、茎は細くしなやかです。地面を這うように広がる姿が特徴的です。 春から夏にかけて、小さな白い五弁の花を咲かせます。花の中心には黄色の雄しべが、周囲には白い雌しべがあります。蜜を持っているので、昆虫によって受粉されます。 夏から秋に実が熟します。実は丸くて赤く、直径1センチほど。酸味があり甘酸っぱい食感が楽しめます。ジューシーで種子がたくさん入っています。 育てやすく、日当たりと湿度が良い環境を好みます。水はけの良い土壌で、適切な水やりと施肥が成長を助けます。赤い実の美しさから、庭園や公園で人気のある植物です。情熱や愛情のシンボルともされています。

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花言葉

ニガイチゴは、日本固有の野生イチゴです。その小さな白い花と香り高い赤い実は、人を魅了する可憐さと優しさを象徴しています。 ニガイチゴは山地に自生し、6月から8月にかけて開花します。小さな5枚の花弁をもつその花は、まるで星を思わせるほどきらめきながら咲き誇ります。熟すと口当たりなめらかな赤い果実は、甘さと芳香が口の中に広がります。 この可憐で優美な花と実から、ニガイチゴは「思いやり」の花として知られています。贈り物にしたり、誕生日のお祝いに用いられることが多く、6月生まれの人の誕生花としても人気があります。ニガイチゴを家に飾ると、家族の絆や幸せを呼び込むとも言われています。

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ニガイチゴ(苦苺) (Rubus microphyllus)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

ニガイチゴという植物は、日本特有の在来種です。その花の季節は、梅雨が明けて夏が近づく4月から7月頃までです。 具体的な開花時間帯は、朝の陽ざしが心地よい午前中から、日差しが強くなる午後にかけて見頃を迎えます。開花までの期間はおよそ1か月ほどかかります。 長持ちさせるコツは、光の入りやすい場所に置いて、適度に水やりすること。それに、水はけのよい土に植えるのがポイントです。小さな白い花が咲くニガイチゴは、観賞用としても人気がある植物です。

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ニガイチゴ(苦苺) (Rubus microphyllus)の育て方

水やり

ニガイチゴは乾燥に強い性質があるため、水やりの頻度を減らしても問題ありません。しかし、春から秋にかけての期間は、根の周りの土壌が乾燥しないように気をつける必要があります。 土が乾いてきたら、指先で下の方を触って土の湿り気をチェックし、乾燥していれば水やりを行うとよいでしょう。 春から秋にかけての時期には、1週間に1回くらいのペースで水やりをするのが適切だと思います。水やりの際は、根元にゆっくり水をたっぷり与えましょう。土壌全体がしっかりと湿るくらいの量の水を供給することをおすすめします。 一方、冬場はニガイチゴの休眠期間なので、通常より水やりの回数を減らす必要があります。土壌が完全に乾燥しすぎないよう、適度に水分を補給することが大切です。冬の水やりは1か月に1回程度で十分だと思われます。

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土壌・肥料の管理

ニガイチゴは山岳地帯に自生する多年生の植物です。この植物は酸性の土壌を好み、土壌のpHは5.5から6.5が適していると考えられます。水はけの良い土壌が必要不可欠です。 肥料は中性から弱酸性が適しており、有機肥料を与えることで植物の成長が促されます。春と秋に、窒素、リン、カリウムのバランスの取れた肥料を適量与えるのがよいでしょう。株元からある程度離れた場所に均等に肥料をまく必要があります。 用土は砂質土壌が適しており、日当たりの良い場所に植えることで成長が期待できます。

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日当たり・気温の管理

ニガイチゴは、本州から九州にかけて自生している落葉性の低木です。この植物は日当たりを好み、十分な日光を浴びることで花や果実の生産力が上がります。直射日光を当てるのが理想的ですが、軽度の日陰でもある程度は成長できます。 ニガイチゴは耐寒性が高く、氷点下10度程度までなら越冬できます。ただし、極端な低温には弱く、根の凍結が起きる氷点下15度以下は避ける必要があります。冬にはマルチなどで根元を保護するとよいでしょう。 一方で、高温にはそれほど強くありません。30度を超えるような暑さが続くと成長が鈍ったり、葉の日焼けが起きたりします。過度の暑さは避け、半日ほど日陰にすることをおすすめします。 ニガイチゴの生育には適度な湿度が必要です。乾燥には弱いので、水はけの良い土でも定期的に水やりを行う必要があります。風通しの良い場所に置くことで、過湿を防ぐこともできます。 日照時間は1日8時間以上あれば成長は良好ですが、できるだけ長いほどより多くの光合成が行われ、収穫量が増えます。光に貪欲な植物なので、最大限の日照を与えることをおすすめします。

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ニガイチゴ(苦苺) (Rubus microphyllus)の上級者向け育て方

剪定の方法

ニガイチゴは、剪定や切り戻しの手入れが役立ちます。古木の切除により、若枝の伸長を促進し、株全体の均整を図れます。また、根元からの切り戻しによって、新芽を生じさせ、活力ある成長を促すことができます。 理想的な時期は春と秋です。春の手入れで、冬枯れした部分を取り除き、若芽を成育させます。収穫後の秋には、株元を切り戻し、来期の収量確保に備えます。 手順は以下の通りです。枯死や病害部位を確認し、根元から切断します。次いで、株全体を均等に下げ、新枝を誘発します。斜めの切口で傷を最小限に抑えることが大切です。 適切な施肥により、切り戻し後の成長を支援する必要があります。水やりや日光の確保も欠かせません。

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鉢植えの方法

ニガイチゴは根が広がる性質があるため、深くて広い鉢を選ぶことをおすすめします。鉢の底には排水性の高い石や砂利を敷設することで、水はけをよくすることができます。 植え付ける際は、鉢に土を入れて表面をならした後、根を傷つけないよう注意深く苗を植えます。その際、根元を軽く押さえて固定し、土をかぶせて根元を覆うと良いでしょう。植え付け後は十分に水やりを行ってください。 ニガイチゴは成長が早いので、1年に1回程度の植え替えが適しています。植え替える際は、古い土を取り除いてから新しい鉢に移植します。 また、ニガイチゴは他の植物との寄せ植えにも適しており、バランスの取れた寄せ植えで美しい鉢植えを楽しむことができます。寄せ植えする際は、植物の配置や鉢の大きさに注意しましょう。

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増やし方

ニガイチゴはルビー属の多年生の花木です。この植物は主に種から、株分け、挿し木、葉挿しによって増やすことができます。 まず、種まきは基本的な繁殖方法です。種子を収穫し、選別した後、濡れた土にまきます。発芽するまで、適正な湿度と温度を保つ必要があります。発芽後、実生は別々の鉢に移植します。 次に、株分けは成長した株を分ける方法です。株を掘り起こして分け、傷つけないよう注意しながら植え替えます。新しい場所で水やりと日光を適切に与える必要があります。 挿し木は健全な枝を使う方法です。適切な枝を斜めに切り取り、ホルモン剤を使って発根させます。切り口を下にして湿った土に挿し、根ができるまで待ちます。その後、新しい鉢に移植できます。 最後に、葉挿しは葉を利用する方法です。葉脈にそって切り込みを入れ、湿った土に差し込みます。根ができるまで湿度を保ち、根ができたら鉢上げできます。 種まきや株分けは比較的簡単ですが、挿し木や葉挿しは手間がかかります。しかし、後者の方法は品種の特徴を保つことができます。実生が十分に成長したら、美味しい果実を収穫することができます。

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病害虫対策

ルビウス・ミクロフィルスと呼ばれるニガイチゴは、日本の在来種です。この植物には、病害虫への抵抗力が弱い特性があります。 まず、ニガイチゴは「ブラックスポット」と呼ばれる病気に罹りやすく、葉に黒い斑点が現れ枯れていきます。この病気は湿気の多い環境で発生しやすいため、梅雨時などの降雨が多い季節に注意が必要です。 さらに、ニガイチゴは「スズメバチ」という害虫の被害も受けやすいです。スズメバチは葉の裏側に付着して汁を吸い、葉が黄変し枯れる原因となります。乾燥を好むこの虫への対策が大切です。 こうした病害虫被害を防ぐ有効な対策があります。まずブラックスポット予防には、葉の通気性を良くして湿度を下げることが重要です。感染した葉の早期除去で拡大を抑えることも大切です。 スズメバチ対策としては、定期的な水やりと葉裏の確認が必要です。発生している場合は、環境への影響に配慮しつつ、自然な駆除を心がけることをおすすめします。 このように、ニガイチゴは、病害虫対策が欠かせない植物です。

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ニガイチゴ(苦苺) (Rubus microphyllus)の分布地図

分布・生息地

ニガイチゴ(苦苺) (Rubus microphyllus)の毒性

人や動物への健康効果

edible
毒性
なし

NO DATA

犬や猫への影響

NO DATA

ニガイチゴ(苦苺) (Rubus microphyllus)のQ&A

  • ニガイチゴとモミジイチゴ、どう違うのですか?

  • ニガイチゴのおすすめの選び方はありますか?

  • ニガイチゴとクマイチゴの違いを教えてください