トウヤマツツジ(Rhododendron simsii)は、中国南部からベトナム北部にかけて分布しています。日本では、主に栽培品種が庭園や公園で観賞用として植えられています。 花の色は、白からピンク、赤と多彩で、花径は約5cmほどです。花期は春から初夏にかけてで、花が咲くときは非常に美しい光景が広がります。 葉は厚みがあって、光沢があり、葉の形は楕円形で、長さは約5-10cmほどです。 トウヤマツツジ(Rhododendron simsii)の起源は中国にあります。トウヤマツツジの学名「Rhododendron simsii」は、イギリスの植物学者ジョン・シムズ(John Sims)にちなんで名付けられました。 中国では、トウヤマツツジは「映山紅」と呼ばれ、古くから庭園植物として親しまれ、中国の詩や文学にも登場し、その美しさが称えられています。
0
0