サツキ(Rhododendron indicum)は、日本を始めとする東アジア原産の常緑低木で、旧暦5月(皐月)に花が咲くことから名付けられました。 高さ1m程度に成長し、葉は厚く光沢があります。 5〜6月にかけて開花し、花びらは5枚、中心にしっかりとした雄しべと雌しべが見られ、色は、ピンク、赤など多彩です。 水はけの良い土壌と半日陰を好み、冬季の寒さにも強いため、日本全国で広く栽培されています。ただし、病害虫には注意が必要です。 品種改良が進んでおり、現在では約500種以上存在し、その美しい花と豊富な品種から、盆栽や庭木としても人気があります。 また、日本の伝統文化である「端午の節句」には、サツキの花を飾る風習もあります。
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