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クロツバラ(黒薔薇) (Rhamnus davurica)-i
クロツバラ(黒薔薇) (Rhamnus davurica)-i
クロツバラ(黒薔薇) (Rhamnus davurica)-i
クロツバラ(黒薔薇) (Rhamnus davurica)-i

クロツバラ(黒薔薇)

別名
チョウセンクロツバラ
学名
Rhamnus davurica

基本情報

クロウメモドキ Rhamnus クロツバラ(黒薔薇)
Rhamnaceae > Rhamnus > Rhamnus davurica
92%
完成度

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  • 低木
草丈・樹高
300cm ~ 600cm
花の色
  • 黄色

葉の色
開花時期
5月
日当たり
日向
耐寒性ゾーン
6
耐寒性
強い
耐暑性
普通
原産地
中国、日本、朝鮮半島
成長速度
普通

クロツバラ(黒薔薇) (Rhamnus davurica)の特徴

概要

クロツバラ(Rhamnus davurica)は、北海道から本州の中部地方まで分布しており、特に山地や丘陵地の林縁や河川敷に多く見られます。樹高は2-3m程度で、枝が密に茂り、黒褐色のつやのある樹皮が特徴です。 春に黄緑色の小さな花を咲かせ、秋には直径6-8mmの黒い実をつけます。この実は鳥類によって広く分散され、植生の拡大に寄与しています。 また、葉は対生し、楕円形で先が尖り、縁に鋸歯があるのが特徴です。 クロツバラは、その独特の形状や美しい葉の姿から、庭木や生垣としても利用されています。また、野生動物にとっても重要な食物源となっており、生態系においても重要な役割を果たしていると言われています。 クロツバラ(Rhamnus davurica)は、主に東アジアの温帯地域に分布しており、その起源は、中国、朝鮮半島、日本、シベリアなどの地域にあります。 クロツバラの名前の由来は、樹皮が黒褐色であることから「黒椿」と呼ばれていたことが、転訛して「クロツバラ」となったとされています。 この植物は、日本では古くから薬用植物として利用されていました。樹皮や根には利尿作用や解熱作用があるとされています。

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花言葉

クロツバラ(Rhamnus davurica)の花言葉は、日本語では「独立」や「自立」などが代表的です。これらの花言葉は、クロツバラが強い生命力を持ち、厳しい環境でも生き抜くことができる植物であることから、その特性を象徴しています。 独立という花言葉は、自分自身で考え行動し、他人に頼らずに生き抜く力を持つことを意味するので、そのような強い意志や自立心を持つ人に贈るのにふさわしい花でしょう。 また、クロツバラは、他の植物と競合しながら成長することから、「競争」という花言葉も持っています。

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クロツバラ(黒薔薇) (Rhamnus davurica)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

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クロツバラ(黒薔薇) (Rhamnus davurica)の育て方

水やり

クロツバラの生育期である春から夏にかけての時期は、こまめに水を与えて、土壌を湿らせるようにしましょう。逆に、秋から冬にかけては、水やりの頻度を減らす事が重要です。根腐れを防ぐためにも、土壌が乾燥気味になるまで待ってから水を与えてください。 また、水やりは、鉢植えの場合は底から水を吸い上げるようにしましょう。根が必要な水分を吸収しやすくなるため、底に穴の開いた鉢を用いて、鉢の下に水を入れた受け皿を置くようにしてください。地植えの場合は、根元にじっくりと水を与えることで、根が深くまで水分を吸収できるようにしましょう。 土壌の湿度については、指で触ってみて湿り気がある程度であれば十分で、過湿にならないように注意してください。過湿になると根腐れの原因となりますので、水はけの良い土壌を選ぶようにしましょう。

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土壌・肥料の管理

クロツバラの土壌のpHは、5.5~6.5程度が適しているとされています。また、排水性が良く、やや乾燥した環境を好みます。これらの条件を揃えた土壌で育てる事で、効率的に植物の成長を促す事ができるでしょう。 春には腐葉土等の有機質肥料、夏場には、液体肥料を与えて、植物の成長を促しましょう。 肥料の与え方や頻度については、春に1回、夏に1~2回程度が適切です。肥料の量は、植物の大きさや栽培環境に応じて調整してください。 土壌の質に関しては、砂質土壌や軽い粘土質土壌が適しています。ただし、重い粘土質土壌の場合でも、砂や腐葉土を混ぜることで改良が可能です。

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日当たり・気温の管理

クロツバラの生育に最適な日照量は1日6時間以上です。この植物は日当たりの良い場所を好むため、日照時間が短いと、成長が遅くなるだけでなく、花や実がつきにくくなることがあります。 ただし、逆に日差しが強すぎても、葉焼けや枯れの原因になるため、可能な限り炎天下や直射日光が当たる場所は避けることが望ましいです。 また日光が強すぎる場合は、日陰を作るために他の植物と一緒に植えるか、日よけネットを使用して日光を遮るようにしましょう。適切な日照時間を確保するために、日が全く当たらない場合は、日当たりの良い場所に移動させてください。 直射日光が強い場合は、日陰を作るようにしましょう。また、鉢植えの場合は、日照量や日照時間が変わる季節に応じて、適切な場所に移動させることが大切です。 クロツバラは、耐寒性に優れた植物で、冬季の寒さにも強いことが特徴です。また、耐暑性もあるため、夏季の高温にも適応できます。 最適な栽培温度は、15℃から25℃の範囲で、この温度帯であれば、成長が促進されるでしょう。しかし、クロツバラは温度変化に対しても比較的強いため、気温がこの範囲から外れても生育に大きな影響はありません。 最適な気温を保つためには、日陰を利用して直射日光を避けることが効果的です。 クロツバラの夏越しについては、日当たりの良い場所に植えることで、健康な成長が期待できるでしょう。水はけの良い土壌を選ぶことも重要で、特に湿気の多い梅雨時期には注意が必要です。 冬越しに関しては、クロツバラは-20℃までの低温に耐えられるため、日本のほとんどの地域で問題なく冬越しできます。ただし、霜や雪による枝の折れや倒れを防ぐため、支柱を立てて固定することがおすすめです。

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クロツバラ(黒薔薇) (Rhamnus davurica)の上級者向け育て方

剪定の方法

クロツバラは剪定や切り戻しを行うことで、成長を促進させることができますが、基本的に剪定を行わずとも、成長します。もし剪定や切り戻しを行う場合は、適切な時期・適切な方法を守るようにしましょう。 剪定や切り戻しは、成長が停止する冬季に行うようにしましょう。この時期に行う事で、剪定によるダメージが最小限に抑えられるでしょう。また、葉が落ちているため、枝の構造がよく見え、剪定しやすくなります。 剪定は、枯れた枝や病気に感染した枝を取り除きましょう。次に、他の枝と交差している枝や内側に向かって成長している枝をカットします。これにより、植物全体の通気性が向上し、病気のリスクが減少します。 最後に、全体の形を整え、成長を促進するために、長すぎる枝を適度な長さに切り戻しましょう。なお、剪定や切り戻しの際は、清潔な剪定ばさみを使用し、切り口が滑らかになるようにしてください。

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鉢植えの方法

クロツバラは、春から初夏にかけて植え付けを行うようにしてください。また、日当たりの良い場所を好む植物であるため、植え付けを行う際には、適度な日照時間を保てるような場所を選びましょう。 植え付け前には、根が伸びやすくするため、事前に根を水につけておく事が重要です。植え付ける際には、根が十分に広がるように穴を掘り、根を広げてから土を戻し、しっかりと押さえましょう。 植え替えは、成長が遅くなったり、根が鉢の底に達したりした場合に行います。春から初夏にかけてが適切な時期で、植え替える際には、根を傷つけないように注意しましょう。 収穫については、クロツバラの果実が黒く熟した時期が適切です。果実は、鳥によって散布されることが多いため、収穫時期を逃さないように注意しましょう。果実は手で摘むか、枝を切って収穫してください。

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増やし方

クロツバラ(Rhamnus davurica)の繫殖方法・増やし方には、挿し木や種子による方法がありますが、種子による繁殖は発芽率が低いため、挿し木が最適です。 挿し木による繁殖は、親株と同じ性質の植物が得られるため、品種の維持が容易になります。 挿し木による繁殖は、春から初夏にかけて行うのが良いでしょう。 新しい枝を10-15cm程度の長さに切り取り、下部の葉を取り除き、挿し木用の土に挿してください。 また、水はけの良い土を用意し、半日陰の場所に置いておくことが大切です。 根が出てきたら、本格的に植え付けを行い、成長を見守りましょう。

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病害虫対策

クロツバラは、特に、葉や茎に吸汁して植物の生育を阻害し、時には枯死させることがあるアブラムシやカイガラムシ、ハダニ類がよく付く植物とされています。 特にアブラムシはウイルス病を媒介することがあるため注意が必要です。対策としては、定期的な観察や適切な農薬の使用が挙げられます。また、生物的防除法として、天敵であるアザミウマやテントウムシを利用することも効果的です。 さらに、クロツバラは、根腐れ病にもかかりやすいとされています。根腐れ病は、過湿によって発生しやすくなるため、水はけの良い土壌を選ぶことや、適切な水やりを心掛けることが大切でしょう。また、病気にかかった部分を早期に除去し、感染拡大を防ぐことも大切です。

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クロツバラ(黒薔薇) (Rhamnus davurica)の分布地図

分布・生息地

クロツバラ(黒薔薇) (Rhamnus davurica)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
なし

クロツバラは、人体に対する毒性が報告されている植物ではありませんが、過剰摂取や誤った利用が健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。摂取する場合は、事前に正しい摂取方法を知っておくだけでなく、医者に相談しておくと良いでしょう。 クロツバラには、抗酸化作用や抗炎症作用があるとされており、また、葉や樹皮には、便秘解消や利尿作用があるとされています。かつては、クロツバラの樹皮や葉を煎じて、便秘やむくみの解消に用いられていました。 ただし、過剰摂取や誤った利用が原因で、副作用として腹痛や下痢などの症状が現れることがありますので、使用には十分注意してください。

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犬や猫への影響

クロツバラは、特に、果実や種子に含まれる成分が、犬や猫に対して有毒であるとされています。 もし犬や猫が誤って果実や種子を摂取した場合、嘔吐や下痢、腹痛などの消化器系の症状を示すことがあります。また、中毒が進行すると、脱水症状やショック症状が起こることもあるので、摂取しないように注意を払っておきましょう。 犬と猫での毒性の影響に大きな差は報告されていませんが、個体差や摂取量によって症状の程度が異なることが考えられます。もし、犬や猫が摂取した場合は、速やかに獣医師に相談し、適切な対処を行ってください。

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クロツバラ(黒薔薇) (Rhamnus davurica)のQ&A

  • クロツバラのおすすめの選び方はありますか?

  • クロツバラの実にはどのような特徴がありますか?

  • クロツバラとクロウメモドキにはどのような違いがありますか?