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ヤマナシ(山梨) (Pyrus pyrifolia)-i
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ヤマナシ(山梨)

学名
Pyrus pyrifolia

基本情報

バラ Pyrus ヤマナシ(山梨)
Rosaceae > Pyrus > Pyrus pyrifolia
92%
完成度

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  • 果物
  • 高木
草丈・樹高
1000cm ~ 1500cm
花の色
葉の色
開花時期
4月
日当たり
日向
耐寒性ゾーン
5-9
耐寒性
やや強い
耐暑性
普通
原産地
中国、日本、韓国
成長速度
普通

ヤマナシ(山梨) (Pyrus pyrifolia)の特徴

概要

ヤマナシ(Pyrus pyrifolia)は、日本では、主に本州、四国、九州の山地に自生しています。日本を中心とした東アジアを原産地としたバラ科に属する落葉高木で、庭木や街路樹でよく見かける事ができるでしょう。 この植物は、高さが10m程度に成長し、春には白い花を咲かせ、花は5枚の花弁があり、直径約2cmで、芳香があります。 葉は、長さが8-15cm、幅が4-7cmの楕円形で、縁には鋸歯があって、葉の表面はつやがあり、裏面は白っぽい毛が密生しているのが特徴といえるでしょう。 果実は、直径約4cmの球形で、熟すと黄色になり、ビタミンCが豊富に含まれており、健康に良いです。また、果肉はやわらかく、甘みと酸味があり、食用にも利用されます。 ヤマナシは、東アジア地域が起源とされる植物で、その名前は、山中に生えるナシの木を意味し、日本では古くから親しまれている果樹の一つです。 また、ヤマナシは、中国で約3000年前から栽培されていたとされ、その後日本や朝鮮半島に伝わりました。日本では、古墳時代から奈良時代にかけて、ヤマナシが栽培されるようになり、平安時代には広く普及したとされています。 ヤマナシは、中国原産のアカメガシワ(Pyrus ussuriensis)との自然交配によって、数多くの品種が生まれ、これらの品種は、日本や朝鮮半島で独自に栽培され、地域ごとに特徴的な果実が育てられるようになりました。

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花言葉

ヤマナシの花言葉は、「愛の告白」、「誠実」、「美しい心」などといった意味が込められています。 その中でも代表的な花言葉は、「愛の告白」です。ヤマナシの花は、春に咲く美しい白い花で、その姿から愛情を伝える象徴とされており、ヤマナシの実は、日本では梨として親しまれていて、その甘くてジューシーな味わいからも、愛情を感じさせるとされています。

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ヤマナシ(山梨) (Pyrus pyrifolia)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

NO DATA

ヤマナシ(山梨) (Pyrus pyrifolia)の育て方

水やり

ヤマナシの成長期である春から夏にかけては、成長のために水分を多く必要とするだけでなく、土壌が乾きやすくなる時期であるため、こまめに水を与えるようにしてください。 夏の終わりから秋にかけては、逆に水やりの頻度を減らすようにしましょう。土壌が乾燥したら水を与える程度にしましょう。この時期は、過剰な水分が根腐れを引き起こす原因となるため、注意が必要です。 冬には、水やりの頻度をさらに減らし、土壌が乾燥した状態が続く場合のみ、水を与えるようにしましょう。寒さによって植物の活動が低下するため、水分の消費が少なくなります。 いずれの季節も、水やりの際は、土壌の表面だけでなく、根元にも十分に水が行き渡るように注意してください。

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土壌・肥料の管理

ヤマナシの生育に適した土壌のpHは5.5~6.5で、排水性の良い砂質ローム土壌を好みます。これらの条件を揃えた土壌で育てることで、植物は健康に育っていくでしょう。 肥料に関しては、新芽の発生や花芽の形成を促すために、春(3月~4月)には窒素、リン酸、カリウムを含む化成肥料を与えるようにしてください。 夏(6月~7月)には、カリウムを多く含む肥料を与えることで、果実の品質向上や病害虫の抵抗力を高めます。 秋(9月~10月)には、リン酸やカリウムを多く含む肥料を与えることで、翌年の花芽の形成や樹勢の維持を助けます。肥料の与え方や頻度は、樹齢や樹形によって異なりますが、一般的には年間2~3回の施肥が適切です。

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日当たり・気温の管理

ヤマナシの生育に適切な日照量は1日6時間以上です。日当たりの良い場所を好む植物であるため、日照不足になると、成長が遅くなり、果実の品質も低下してしまいます。 ただ逆に、日照が強すぎることも問題です。強い日差しを浴び続ける事で、葉焼けや果実の日焼けが起こる可能性が高まります。適切な日照量を保つためには、遮光ネットを使用することが効果的とされています。 鉢植えの場合は、日当たりの良いベランダや窓辺に置くことが望ましいですが、直射日光が強すぎる場合は、午後の日陰に移動させることも検討してください。また、風通しの良い場所に置くことで、病気や害虫の発生を抑えることができます。 ヤマナシは、耐寒性があり、冬季の低温にも耐えることができますが、適切な成長と開花のためには、春から秋にかけての温度が重要です。ヤマナシは、15℃から25℃の範囲で最も良好に成長します。 また、耐暑性も持っていますが、高温が続くと開花や果実の品質に影響が出ることがあります。そのため、夏場の高温期には、遮光ネットや散水などの対策を行い、適切な気温を保つことが望ましいです。 さらに、気温の変化に対応するために、栽培場所の選定や樹形の調整も重要です。例えば、風通しの良い場所や日陰が適度にある場所を選ぶことで、気温の急激な変化を緩和することができます。 ヤマナシは、高温に弱いため、夏越しを行う際は、日陰を作ると良いとされています。 また、水やりが多すぎると根腐れの原因になりますので、土の表面が乾いたら水を与える程度にしましょう。 この植物は耐寒性に弱いため、霜や凍結から守るようにしてください。鉢植えの場合は、室内に移動させるか、鉢底に保温材を敷いて寒さ対策を行ってください。 地植えの場合は、株元に保温材を敷いたり、枝に防寒ネットをかけるなどして、寒さから守りましょう。また、冬期間は土壌が乾燥しやすい時期となるため、こまめに水を与えましょう。

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ヤマナシ(山梨) (Pyrus pyrifolia)の上級者向け育て方

剪定の方法

ヤマナシは、樹形を整えるためや、適切な光量を確保するために、剪定や切り戻しを行う必要があります。 剪定や切り戻しは、樹木が休眠期に入る冬季に行うようにしてください。ただし、剪定時期を遅らせることで、花芽が減ってしまうことがるので、注意しましょう。 手順は、まず枝の中で交差しているものや、内側に向かって伸びているものを取り除きます。次に、過去に切り戻された枝が再び伸びている場合は、それらを短く切り戻し、最後に、全体のバランスを見ながら、適切な長さに切り戻してください。 切り戻しの際には、切り口が水平になるように注意し、また、切り口が樹皮を傷つけないようにすることが大切です。

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鉢植えの方法

ヤマナシは、春(3月~4月)が植え付けに最も適した時期とされています。植え付けを行う際は、根元から30cmほどの深さの穴を掘り、苗木を植えてください。 根が張りすぎたタイミングが、植え替えに適しています。植え替えは、根を傷つけないように注意しながら、新しい場所に移植してください。 収穫は、果実が熟した時期である秋(9月~10月)に行います。果実が緑色から黄色に変わり、表面が滑らかで、指で軽く押すと少し沈む程度の柔らかさが目安です。 収穫は、無理に引っ張らず、果実が自然に外れるのを待って、果実の上部を持ち、上に持ち上げるようにして摘み取ります。

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増やし方

ヤマナシ(Pyrus pyrifolia)は、繁殖方法として主に挿し木や実生による方法がありますが、品種の特性を継承しやすく、品質の安定した苗木を得られることや、成長が早く、短期間で収穫が可能になることなどから、最も効果的な方法は挿し木です。 挿し木の方法は、春から初夏にかけて、新しい枝を10-15cm程度の長さに切り取り、下部の葉を取り除き、その後、挿し木用の土に挿し、適度な水分を保ちながら、日陰で管理しましょう。根が出てきたら、本格的に育て始めることができます。 実生による繁殖は、果実を収穫し、種子を取り出して播種しますが、実生による繁殖では親樹の特性が受け継がれにくいため、品質のばらつきが生じることがあります。

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病害虫対策

ヤマナシ(Pyrus pyrifolia)は、黒星病、うどんこ病、アカガネムシ、コナジラミなどの病害虫にかかりやすい植物です。 黒星病の予防策としては、感染源となる落葉を取り除くことや、殺菌剤を散布することが効果的でしょう。うどんこ病の予防には、適切な栽培環境を整えることや、殺菌剤の散布が有効です。 アカガネムシ対策としては、幼虫が樹皮に産卵する時期に合わせて、殺虫剤を散布することが効果的といえます。コナジラミの予防には、適切な水やりや肥料管理が重要であり、また、殺虫剤の散布も効果的です。

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ヤマナシ(山梨) (Pyrus pyrifolia)の分布地図

分布・生息地

ヤマナシ(山梨) (Pyrus pyrifolia)の毒性

人や動物への健康効果

edible
毒性
なし

ヤマナシの果実には、抗酸化作用のある成分であるビタミンCやポリフェノールが豊富に含まれており、免疫力の向上や老化防止に役立つとされ、食物繊維も多く含まれているため、便秘解消や腸内環境の改善にも効果が期待できます。 果実以外の部分にも、葉や樹皮には抗菌作用や抗炎症作用があるとされ、民間薬としても利用されてきましたが、これらの効果については、科学的な根拠が十分には確立されていないため、注意が必要です。

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犬や猫への影響

ヤマナシの種子にはシアン化物を生成するアミグダリンという成分が含まれています。 もし犬や猫が種子を誤って食べると、アミグダリンが体内で分解され、シアン化物中毒の症状が現れることがあります。呼吸困難、嘔吐、下痢、過呼吸、筋肉のけいれん、意識障害などが引き起こされる可能性があるため、取り扱いには注意が必要です。 また、ヤマナシの葉や果実には、犬や猫に対する毒性はほとんどないとされていますが、果実を食べ過ぎると、消化不良や下痢などの症状が現れることがありますので、注意が必要です。

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ヤマナシ(山梨) (Pyrus pyrifolia)のQ&A

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