シラタマカズラは、南アメリカ原産の熱帯性の植物です。学名はPsychotria serpensで、別名にイワヅタイ、ワラベナカセがあります。主にブラジルやコロンビアなどの低地熱帯雨林に自生しています。白い花と球形の実から命名されたようです。 この植物の最大の特徴は、中心に黄色の蜜をたっぷり含む白い小さな花を咲かせることです。花序は散形花序で、多数の小さな花が密集してつきます。花の色彩は淡白色が主体で、黄色の蜜がアクセントとなるコントラストが美しいと評価されています。 樹高はおおむね1-3m程度の低木です。根は浅く広がり、落葉性の形態をしています。実は球形で、熟すと黒紫色になります。 シラタマカズラは容易に栽培できるため、熱帯植物の愛好家に人気があります。適度な日光と潤いを与えることで、 問題なく育成できます。コンテナや鉢植えに適しており、室内でも楽しむことができる美しい花です。
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