キバンジロウの原産地は南米ブラジルです。学名は、Psidium cattleyanumと言い、19世紀のイギリスの園芸家ウィリアム・キャットリーに由来しています。 白色の花が咲き、直径約2cmで5つの花弁からなり、高さが2-6mに成長し、葉は楕円形で光沢があるのが特徴です。 果実は、黄色または赤紫色で、直径約4cm、甘酸っぱい味で食用にも利用され、ジャムやジュースの原料になります。 この植物は、耐寒性があり、乾燥にも強いため、初心者でも育てやすいですが、種子から育てる場合は芽が出るまでに時間がかかることがあります。 その美しさ、育てやすさから庭木や観賞用、果樹として広く利用されていますが、種子が鳥によって運ばれ、在来種の生育を阻害することから、一部地域では侵略的外来種として扱われている植物です。
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