シャクヤク(Paeonia lactiflora)は中国原産とされている植物です。花が白くて大きいことから「石蒜」が転じてつけられたと言われています。 シャクヤクの草丈は高さ1m程度になります。 花は直径約10cmで、主に白やピンク色です。花びらは多く、黄色い雄しべが中心部に密集しているのが特徴です。 5月から6月にかけてが花期で、その美しい花姿から観賞用として広く親しまれています。 シャクヤクには様々な花の形や色の品種が存在します。 また、シャクヤクは根に薬効があり、漢方薬として利用されることもあります。 日当たりと水はけの良い場所を好み、耐寒性があります。 冬季に地上部が枯れても根は生き続けます。初心者でも育てやすい植物でしょう。 その美しさから「華麗」「高貴」の象徴とされ、「恥じらい」「はにかみ美人」などの花言葉があります。 また、中国では古くから繁栄や富を象徴する花とされ、「富貴花」とも呼ばれています。
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