ヒヤシンス科に属するムスカリの原産地はヨーロッパから西アジアにかけてです。 その名はギリシャ語で香りを意味する言葉からつきました。 また、ムスカリの特徴的な紫色の花は春の訪れを告げるシンボルになっています。 ムスカリの特徴は以下の通りです。 ・生育環境 日当たりと水はけの良い場所を好み、冬に球根を地中に植えておくだけで春に美しい花を咲かせます。 ただ、ムスカリは一度植えると自然に増えますので、管理が必要になります。 ・形状 高さ15~20センチ程度の小型の球根植物です。 ・花 ムスカリの花は小さな鈴のような形をしていて、ひとつの茎からたくさんの花が垂れ下がるように咲きます。 紫色の花が多いですが、白やピンク、青などの花を咲かせる品種もあります。 また、品種によって花の形状も異なり、トウガラシのような形状の花を咲かせる品種もあります。 ・実 実に小さな種子を形成します。 これらの種子は風によって広がって新しい場所でも芽を出しますので、ムスカリは繁殖力が強いと言われています。
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