ビロウ(Livistona chinensis)の学名「Livistona chinensis」である「Livistona」は、オーストラリアにあるリヴィストン地域にちなんだものです。一方で「chinensis」は、中国を意味するラテン語を指しています。 ビロウの日本名である「ビロウ」は、葉の形状が扇子に似ていることから来たものです。 ビロウ(Livistona chinensis)は、日本の中でも沖縄に自生している植物で、原産地は中国南部から台湾、フィリピン、オーストラリア北部にかけて分布し、世界中で栽培されています。 ビロウは、10m以上の高さまで成長することがあり、直径が1m以上にもなる大きな扇状の葉が特徴です。花は黄緑色で枝先に房状に咲き、直径1cmほどの丸くて黒い実がなります。 ビロウは、観賞用として利用されることも多く、公園や庭園で見られることがあるでしょう。また、葉は熱帯地方では日よけや屋根材として利用されることもあります。
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