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ライチ(荔枝) (Litchi chinensis)-i
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ライチ(荔枝)

別名
レイシ
学名
Litchi chinensis

基本情報

ムクロジ Litchi ライチ(荔枝)
Sapindaceae > Litchi > Litchi chinensis
83%
完成度

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  • 果物
  • 高木
草丈・樹高
1000cm ~ 2000cm
花の色
葉の色
開花時期
5月
日当たり
日向
耐寒性ゾーン
10-11
耐寒性
やや弱い
耐暑性
強い
原産地
中国
成長速度
普通

ライチ(荔枝) (Litchi chinensis)の特徴

概要

ライチ(Litchi chinensis)は、中国を原産地とする常緑高木です。その名前は中国語の「荔枝」に由来し、「贈り物」を意味しています。 ライチの木は、10-20mの高さに成長する木で、葉は幅広く、小さく白い花は強い香りを放ちます。赤い果実には鱗状の外皮があり、中には大きな種と白い果肉があります。 ライチは亜熱帯~熱帯に生息しており、土壌と気候の条件が適切であれば、比較的育てるのが簡単な植物です。 ライチには、「Sweet Cliff」「Brewster」「Mauritius」などの品種があります。これらは、果実の味や色、大きさがそれぞれ異なります。 ライチの果実はサクランボと同じくらいの大きさで、ビタミンCを豊富に含み、甘みがあってジューシーです。そのため、生食のほか、ジュースやジャム、デザートの材料としても活用されています。

花言葉

ライチの花言葉は、「家族愛」「愛情の絆」です。特に「愛情の絆」は、密集して実る果実が絆や連帯感を連想させることに由来しています。 風水では、ライチには家庭内の和を保つ効果があるので家に飾ると良いとされています。また、6月の誕生花でもあります。

ライチ(荔枝) (Litchi chinensis)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

ライチ(Litchi chinensis)の開花時期は春~初夏で、日本で最も見頃になるのは5月~6月です。 開花までには、冷却期間と呼ばれる冬季の低温期間が必要です。この期間が足りない場合には開花が遅くなることがあります。 開花は年1回で、花が咲き終わった後に果実が形成されます。適切な水分管理と肥料の供給によって、花を長く咲かせることができます。

ライチ(荔枝) (Litchi chinensis)の育て方

水やり

ライチは、適度な湿度を好むので、土壌が乾燥しないように注意しましょう。特に、春~夏の成長期には、水やりを週2〜3回行うのがおすすめです。 一方、休眠期となる冬は、水やりを週1回程度に減らし、土壌が完全に乾燥しない程度に控えましょう。 また、鉢の大きさによりますが、1回の水やりで与える量は、土壌が全体に湿っている程度にします。水分を与えすぎると根腐れを起こしやすいので、気をつけてください。 また、ライチは水はけの良い土壌を好むため、排水性の高い環境を整えることも重要です。

土壌・肥料の管理

ライチは、亜熱帯から熱帯地域に生息する植物で、適度な排水性を持つ砂質ローム土が適しています。最適な土壌のpHは5.5~7.0です。 成長期にはカリウム、リン酸、窒素をバランスよく含む肥料を適量与えると良いでしょう。特に、春~初夏の成長期には窒素を多めに含む肥料を、夏~秋はカリウムとリン酸を多く含む肥料を与え、果実の成熟を助けるようにします。 また、ライチは塩分に耐性がないので、塩分濃度の高い肥料を避け、マグネシウムやカルシウムを必要に応じて補給してください。

日当たり・気温の管理

ライチは、日の当たる場所を好む植物ですが、強い直射日光は避け、半日陰の環境で育てるのがおすすめです。 また、熱帯果樹であるライチは、耐暑性は高いのですが、寒さには耐性がありません。低温によるダメージを防ぐため、冬は霜よけの対策を行うか、室内に移動させる必要があります。 生育に最適な気温は20~30℃で、これ以下の気温では生育が遅くなり、これ以上の気温では葉焼けを起こすおそれがあります。また、ライチは耐乾性に欠けるので、気温が高い場合や日照量が多い場合は、水分をこまめに与えるようにしましょう。 最適な日照時間は、1日あたり6~8時間とされています。これ以上日に当てると葉焼けを引き起こすため、適度な日陰を確保するようにしてください。

ライチ(荔枝) (Litchi chinensis)の上級者向け育て方

剪定の方法

ライチの健康な成長と良好な収穫のためには、剪定や切り戻しを行うことが必要です。剪定を行う時期は冬が最適で、特に望ましいのは収穫後の落葉期です。 剪定の際は、まず枝の中心部を切り戻し、新しい枝の成長を促進します。次に、風通しを良くするために枝の間隔を開け、病気の予防対策を行います。 剪定後は、ライチのさらなる成長を促すために、水分と肥料を適量与えてください。また、剪定した部分が病気に感染しないように保護することも重要です。

鉢植えの方法

ライチは亜熱帯の植物で、暖地では地植えでも栽培できますが、寒冷地では困難です。日本の気候では鉢植えで育てることをおすすめします。 鉢植えでは、30cm以上の深さの鉢を用意してください。鉢の底に石を敷いたら、赤玉土と腐葉土を1:1の割合で混ぜたものを入れます。その上に苗を置き、土を追加して根が埋まるようにします。 新芽が出る前の春に、植え替えを行います。ライチを鉢から取り出して古い土を取り除き、新しい土を入れて植え直します。 寄せ植えを行う際は、ライチは大きく育つため、鉢の大きさに注意してください。同じ亜熱帯植物と組み合わせて、ライチの成長を阻害しないようにするのも大切です。

増やし方

ライチの主な繁殖方法は種まきと接ぎ木です。種まきの際は、収穫した果実から取り出した種を水に浸けて発芽させてから、鉢に植えて育てます。ただし、種から育てると果実の品質が低下するおそれがあります。 接ぎ木の際は、成熟した木から枝を切り取り、若木に接ぎます。果実の品質を保つための方法ですが、技術を要するので、初心者が行うのは困難でしょう。 品質を維持できること、また収穫までの期間が短縮できることから、ライチの最適な繁殖方法は接ぎ木と言えるでしょう。ただし、初心者の方は、接ぎ木の技術について専門家の指導を受けるようにしてください。

病害虫対策

ライチは、特にフサリウム萎凋病やアンスラクノース病にかかりやすい植物です。これらの病気にかかると、黒く枯れた部分が現れます。 また、害虫として問題となるのは、ミバエ類やライチハムシなど、果実に穴を開けて内部を食害する虫です。 こうした病害虫の被害を防ぐには、適切な水分管理と農薬の使用、適度な日照によって樹木の健康を維持することが重要です。 また、定期的な観察を行うことで、病気や害虫の早期発見に努めることも欠かせません。

ライチ(荔枝) (Litchi chinensis)の分布地図

分布・生息地

ライチ(荔枝) (Litchi chinensis)の毒性

人や動物への健康効果

edible
毒性
なし

NO DATA

犬や猫への影響

NO DATA

ライチ(荔枝) (Litchi chinensis)のQ&A

  • ライチの栽培方法について教えてください。

  • ライチの木について詳しく教えてください。

  • ライチは木でしょうか?それとも草本ですか?

  • ライチのおすすめの選び方はありますか?