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イトハユリ(糸葉百合) (Lilium pumilum)-i
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イトハユリ(糸葉百合)

別名
ホソバユリ,イトバユリ,イトユリ,スゲユリ
学名
Lilium pumilum

基本情報

ユリ Lilium イトハユリ(糸葉百合)
Liliaceae > Lilium > Lilium pumilum
83%
完成度

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  • ハーブ
  • 多年草
草丈・樹高
30cm ~ 60cm
花の色
葉の色
開花時期
5月-6月
日当たり
日向
耐寒性ゾーン
4-9
耐寒性
やや強い
耐暑性
普通
原産地
中国、モンゴル
成長速度
普通

イトハユリ(糸葉百合) (Lilium pumilum)の特徴

概要

イトハユリ(Lilium pumilum)は、主に中国北部やモンゴル、朝鮮半島、ロシア極東部などの地域に自生しています。日本では、北海道や本州の一部地域で見られるでしょう。 この植物は、高さ30-60cm程度に成長し、細い茎に線形の葉が互生するのが特徴です。また、花期は6-7月で、茎の先端に直径約5cmの鮮やかなオレンジ色の花を咲かせます。 イトハユリの花は、6枚の花弁が後ろに反り返るトランペット形状をしており、黒い斑点が散らばっており、その美しい姿から、庭園や花壇で栽培されることも多く、観賞用として人気があります。 主に中国北部~モンゴル、朝鮮半島にかけて分布しているイトハユリですが、その学名「Lilium pumilum」は、ラテン語で「小さなユリ」を意味します。これは、イトハユリが他のユリ属の植物に比べて小型であることに由来しているでしょう。また、日本名の「イトハユリ」は、細い葉が糸のように見えることから名付けられました。

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花言葉

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イトハユリ(糸葉百合) (Lilium pumilum)の栽培時期・カレンダー

栽培時期・カレンダー

NO DATA

イトハユリ(糸葉百合) (Lilium pumilum)の育て方

水やり

イトハユリの成長期である春から夏にかけての時期は、通常に比べて水分を多く必要とするため、こまめに水を与えて土壌が乾いた状態が続かないようにしましょう。特に、花期である6月から7月にかけては、通常よりも、こまめに水やりを行ってください。また、根腐れを防ぐためにも、水は根元に直接与えるようにしてください。 成長が緩やかになる秋から冬にかけては、水やりの頻度を減らしてもよいでしょう。土壌が乾燥気味になるまで待ってから水を与える程度で大丈夫です。冬場は、蒸発が遅くなり根腐れを特に起こしやすい時期になっているので、水やりの頻度を下げて過湿にならないようにしてください。 土壌の湿度について、イトハユリは湿り気のある土壌を好みますが、過湿になると根腐れの原因となりますので、適度な湿度を保つことが大切です。水やりの際は、指で土壌の表面を触って湿度を確認し、乾燥している場合に水を与えるように心掛けてください。

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土壌・肥料の管理

イトハユリ(Lilium pumilum)は、水はけが良く、腐葉土や赤玉土を混ぜた土壌が適しています。 土壌のpHは5.5~6.5が理想的で、酸性の土壌を好むでしょう。春になると、新芽が出てくるので、この時期には緩効性の化成肥料を与えることが望ましいです。 肥料の与え方は、1回目は春の新芽が出てきた時、2回目は花が咲く前の初夏、そして3回目は花が終わった後の夏に与えます。与える肥料の量は、1回につき小さじ1杯程度が適量です。

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日当たり・気温の管理

イトハユリの生育に最適な日照量は1日6時間以上です。また、日当たりの良い場所を好む植物であるため、短い日照時間で育てている機関が続くと、成長が遅くなるだけでなく、花付きも悪くなります。逆に日差しが強すぎる状態が続くのも危険です。長い間日に当たり続けることで、葉焼けや花が傷んでしまうことがありますので、炎天下を避けるようにしましょう。 鉢植えの場合、日当たりの良いベランダや窓辺が最適な置き場所ですが、直射日光が強すぎる場合は、日よけを設置するか、午後の日陰に移動させることをおすすめします。 反対に、日光が全く当たらない場所では元気がなくなり、枯れてしまうことがあるので注意が必要です。 イトハユリの最適な栽培温度は、春から秋にかけての15℃~25℃です。この温度の範囲を保つことで、健康的に成長を促すことができるでしょう。 また、この植物には耐寒性があり、冬の寒さにも比較的強いとされていますが、霜には弱いため、霜が降りる前には適切な対策が必要です。 また、耐暑性もあるため、夏場の高温にも比較的耐えられますが、猛暑が続く場合は、日陰を作るなどの対策をしなければなりません。 イトハユリは、耐暑性がある植物であるため、夏場でも屋外で育てることができるでしょう。ただし、過湿になるのを防ぐために、水はけの良い場所に植え、乾燥に注意しながら水を与えていきましょう。また強い日差しに長時間当たっている場合は、日陰を作り、そこに避難させておくことで葉焼けなどを防ぐことができます。 冬越しに関しては、霜や凍結から守ることが大切です。鉢植えの場合は、室内に取り込んで冬を越すことが望ましいでしょう。地植えの場合は、株元にマルチング材を敷いて保温し、さらにビニールや布で覆って防寒対策を行ってください。

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イトハユリ(糸葉百合) (Lilium pumilum)の上級者向け育て方

剪定の方法

イトハユリ(Lilium pumilum)は、剪定や切り戻しに関して特別な手間が必要ない植物です。成長が遅く、自然に枯れる部分が少ないため、剪定や切り戻しを行う必要性が低いでしょう。 ただし、枯れた茎や葉がある場合は、見た目を整えるために剪定を行っても問題ありません。 剪定の手順としては、タオル等で汚れを拭き取った清潔なはさみで、茎や葉の付け根に近い場所を切るようにしましょう。

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鉢植えの方法

イトハユリは、春から初夏にかけて植え付けを行うのが適しています。 球根を植える際には、深さが10-15cmになるようにし、間隔は20-30cm程度空けて植えることが望ましいです。 植え替えは、成長が止まったり、株が痩せてきた場合に行います。植え替えの時期は、秋から冬にかけてが適しており、球根を掘り上げてから、新しい土壌に植え付けましょう。 収穫に関しては、花が咲いた後、種子ができるまで待ち、自然に落ちる前に収穫して、乾燥させた後で保存します。

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増やし方

植物には様々な繫殖方法がありますが、イトハユリは、一般的に球根分けと種子繁殖の2つの方法を用いて繁殖させます。種子繁殖では遺伝的な変異が起こりやすく、親植物と同じ特性を持つ個体が得られる保証はありません。また、発芽までに時間がかかり、成長にも時間が必要なため、球根分けに比べて効率的ではないでしょう。そのため、効果的な繁殖方法は球根分けとされています。初心者は球根分けによる繁殖を行うとよいでしょう。 球根分けは、成長したイトハユリの球根を掘り上げ、小球根を分けて植える方法です。秋に行うのが最適で、球根を掘り上げた後、小球根を取り外し、新たな場所に植え付けます。この方法は、短期間で増やすことができ、品種の特性を保つことができるため、最も効果的な繁殖方法とされています。

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病害虫対策

イトハユリ(Lilium pumilum)は、特定の病害虫にかかりやすいという情報はあまり見つかりませんでしたが、一般的なユリ科植物は、ウイルス病にかかりやすく、特にユリモザイクウイルスが問題となります。このウイルスは、葉に黄色い斑点やモザイク状の模様が現れることで発症が確認できます。ウイルス病の予防策としては、感染した植物を早期に除去し、アブラムシなどの害虫を駆除することが重要です。

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イトハユリ(糸葉百合) (Lilium pumilum)の分布地図

分布・生息地

イトハユリ(糸葉百合) (Lilium pumilum)の毒性

人や動物への健康効果

edible
不可
毒性
なし

イトハユリの全ての部分に、アルカロイドという毒性物質が含まれているため、人体に対して毒性のある植物であると言えます。 もし、誤って摂取してしまうと、嘔吐や下痢、腹痛などの症状が現れることがあります。また、イトハユリの花粉に触れてしまうと、皮膚や粘膜に触れるとかぶれや炎症を引き起こすことがあるので、これも注意しましょう。 一方で、イトハユリには薬用価値もあり、過去には、その抗菌作用や抗炎症作用が利用され、民間薬として使われていたことがあります。ただし、現代ではその効果が科学的に証明されているわけではなく、また毒性があるため、自己判断での使用は避けるべきです。

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犬や猫への影響

イトハユリは、犬や猫に対しても毒性を持っています。 犬や猫がイトハユリを摂取してしまうと、人間同様、嘔吐、下痢、食欲不振、脱水、また過呼吸、痙攣、昏睡などの症状が現れることがあります。また、重篤な場合には、腎臓の機能障害や急性腎不全を引き起こし、命に関わることもあるため、取り扱いには十分注意が必要です。 犬と猫での毒性の影響に大きな差はありませんが、猫の方が感受性が高いとされています。猫は、イトハユリを摂取しただけでなく、花粉を舐めることでさえも毒性症状を発症することがあるでしょう。 イトハユリを購入する際は、犬や猫と同居している場合は特に注意が必要です。

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イトハユリ(糸葉百合) (Lilium pumilum)のQ&A

  • イトハユリのおすすめの選び方はありますか?