タマミズキは、日本固有でモチノキ科モチノキ属の植物です。本州、四国、九州の特に湿った場所に生息する傾向にあります。 実が小さくて丸いことが名前の由来で、葉は対生し、形は楕円形で、先端は尖っています。葉には艶があり、濃い緑色をしています。 花は雌雄異株で、雄花には黄色い花粉をつけた4つの雄しべがあります。雌花は緑色の花柱が1つあり、春になると、小さな白い花を咲かせ、その後、直径約1cmの赤い実をつけます。 成長すると、3m程度の高さになり、また、湿度が高く日陰をを好むため、育てやすい植物といえるでしょう。反対に乾燥に弱いため、適度に水を与えて、水分管理を徹底することが重要です。 タマミズキは、庭木や生け花の素材として利用され、実は鳥類の食物源となり、自然環境の保全にも寄与します。
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