シュッコンカスミソウ(Gypsophila paniculata)は、明治時代に日本に移入され、原産地は地中海沿岸や中央アジアです。学名の「Gypsophila paniculata」は、「石灰岩に育つスプレー状の花」の意味を持ちます。 和名の「霞草」は、満開を迎えた時の様子が「霞」の様に見える事が由来となっており、ピンクやブルー、パープル、イエロー、グリーン等に染めたかすみ草も生産されています。 シュッコンカスミソウ(Gypsophila paniculata)は、高さ30~80cmで根が丈夫な花です。茎は控えめに叢生し、直立しており多数の枝を出します。花は小さく、白色または淡いピンク色で、花弁は5枚あるのが特徴です。 シュッコンカスミソウは日本各地に分布しており、花壇用に栽培されるほか、切り花やフラワーアレンジメントにも利用されます。特に花の形が繊細で、花弁が細かく分かれているため、アレンジメントにおいては、主役としてもアクセントとしても使われるでしょう。
0
0